
クルマであれば、雪の季節になればスタッドレスタイヤに履き替えて、雪道の安全性を高めることができる。だが自転車では難しい。その結果、雪の降った日に積もった雪道でスタックしてしまったり、凍結路で転んでしまう人も多い。


「reTyre」はファスナーでスキンを交換するシステム。これにより、自転車に詳しくない人や工具を持っていない人でも、簡単に、路面状況に合わせたタイヤを利用可能となった。

「チューブ+タイヤ」+スキンで構成された商品。このうち、「チューブ+タイヤ」部分は一般的な自転車用タイヤとほぼ同じだ。だがその上にスキンを取り付けられるようになっている。スキンは、非舗装道路向けの「全天候用」、ダウンヒルなどに適した「オフロード用」、そして雪道にぴったりなアルミスタッド付きの「冬季用」の3種。モデルごとに異なったトレッドマークが刻まれており、天候や道路状況に合わせて最適なものを選択できる。

いずれのスキンも、慣れれば10秒程度で取り付け/取り外しが可能だ。

部屋に収納するにも、持ち歩くにも便利なサイズ
今回のKickstarterでのキャンペーンでは、冬季用のスタッド付きスキンが付属するWinter Bundleが139ドルプラス送料で入手可能だ(本稿執筆時点)。出荷は2019年1月に予定されている。
