立てて収納する電動アシスト自転車UNI Micro

「UNI Micro」は、立てて収納する電動アシスト自転車。ドイツベルリンに本拠を置くUrban Drivestyle Berlinが開発しました。

立てて収納する電動アシスト自転車UNI Micro
立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」

通勤用に開発された自転車で、街中でストレスなく快適に走行でき、狭い住居スペースやオフィスにも収納できることを目指しています。


立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
通勤用に開発された自転車です
写真の男性は、通勤中ではなさそうですが

一回の充電で最大70キロまでのアシストが可能。バッテリーはリアフレームに隠されていますが、取り外して室内に持ち込み、充電が可能となっています。フロントライト、ブレーキランプはフレーム内に組み込み済み。欧州の通勤用自転車に多い、“全部入り”仕様となっています。

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
それまでクルマに乗っていた人には、とてもうれしい仕様です

とはいえ、この自転車の最大の売りは、やはり折り畳みシステム。わずか2秒で折り畳めるだけでなく、折り畳み時には立てられる仕様とされました。この機構により、狭いスペースへの収納を可能にしています。

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
これが「UNI Micro」の折り畳み機構

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
こんな狭いスペースに2台駐輪できます

立てて収納するだけでなく、折り畳んだ状態で持ち運ぶことも。重さ15キロのため、段数が多くなければ、持ったままで階段ものぼれます。

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
フロントモーターで重量バランスが良いのも
持ちやすい秘密

買い物にも便利なように、リアにはラックを搭載。このラックには最大で25キロまでの荷物を載せられます。チャイルドシートの装備も可能で、子どもの送り迎えにも使えます。

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
クルマの代わりなので、荷物を運べるラックは重要です

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
子どもの送り迎えにも
送り迎えが親の義務になっている国では、必須の仕様です

Urban Drivestyle Berlinは現在、「UNI Micro」の国際的なプロモーションを兼ねて、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。キャンペーンでは、859ドルの出資プラス送料で「UNI Micro」を1台入手可能とされています。

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
「UNI Micro」仕様一覧
トルクセンサーも付いています

日本向けに一部仕様を変更したバージョンや、モーターを取り外したバージョンを販売できないかUrban Drivestyle Berlinに問い合わせたところ、同社営業担当のJulia Emmertさんより、当面は欧州と米国での販売にフォーカスしたいとの回答を得ました。それら市場での同社の地位をある程度確立させたのち、日本を含む次のターゲット国への進出を開始したいとのこと。早めの日本進出を期待しましょう。

立てて収納する電動アシスト自転車「UNI Micro」
日本で電動アシストを売るのは、本当に難しい…。