AIを搭載? - Tarformによる電動バイク「PRODUCTION VEHICLE」
(C)Ryan Handt

米国ブルックリンとスウェーデン ストックホルムに拠点をおくスタートアップ企業Tarform Motorcyclesが、同社による電動バイク「PRODUCTION VEHICLE」のプリオーダーを受付開始した。持続可能な社会をリードする電動バイクを目標としている。

Tarformによる電動バイク「PRODUCTION VEHICLE」
持続可能な社会をリードする電動バイクTarform「PRODUCTION VEHICLE」
(C)Ryan Handt

クラックバイクのデザインには、美しいものが多い。一方で、クラシックバイクは音がうるさい、排ガス対策が難しいなどの問題も持っている。

Tarform Motorcyclesのモットーは、クラシカルなデザインと最新テクノロジーの融合。これにより、新たなライディング体験の創出を目指す。この目的を実現するため、デザインではここ数年バイク界のトレンドとなっている、スクランブラースタイルを採用した。

AIを搭載? - Tarformによる電動バイク「PRODUCTION VEHICLE」
スクランブラースタイルを採用
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デザインに関してはかなり自由度が高いようで、利用者の希望により、各部の素材や仕上げの方法などを複数のオプションから選択できるという。デザインではないが、サウンドなども指定できるようだ。

Tarformによる電動バイク「PRODUCTION VEHICLE」
各部の素材や仕上げを選択可能
(C)Ryan Handt

テクノロジーに関しては、モジュール構造を採用。電動バイクは今もまだ進化の途上にあるが、「PRODUCTION VEHICLE」ではあるパーツが進化した場合、そのパーツのみを交換可能としているという。例えば将来的には現在のバッテリーと同サイズでありながら、容量の大きなものが登場するかもしれない。その場合、バッテリーだけを交換して、最新型電動バイクと同等の性能を楽しめるようにできるという。

このモジュール構造により、利用者はTarform Motorcyclesのバイクに長期間にわたって乗れるようになる。廃棄されるバイクの数が減ることで、持続可能な社会の実現にわずかながらでも貢献できると、Tarform Motorcyclesは主張している。

トランスフォームバイク
モジュール構造で長期間乗れるバイクに
(C)Ryan Handt

Tarform Motorcyclesは将来的にはバイオマテリアルによるパーツを使用し、廃棄物のさらなる減少を図る。同社のような小さなスタートアップによる試みが、他の企業や社会全体に良い影響を与えうることも示していきたいとしている。

また、その詳細はまだ明らかにされていないが、同社バイクにはAI機能が搭載されているそうだ。このAIはバイクに取り付けられた各種センサーによって危険を察知。それをライダーに知らせる機能を持っているという。

 Tarformによる電動バイク、「PRODUCTION VEHICLE」
「10フィート後方に、クルマが接近中」
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価格は「PRODUCTION VEHICLE」が1万8,000ドルからで、出荷は2019年の末頃となる予定。同社はコレクターズ向けの高度なカスタムが可能な「FOUNDERS EDITION」の予約も受け付けており、価格を2万8,000ドルからとしている。

 Tarformによる電動バイク、「Founders Edition」と、「PRODUCTION VEHICLE」の2種
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日本での販売についてTarform Motorcyclesに尋ねたところ、同社オペレーション担当のHenry Otto Skjoldebrandさんより、将来的には日本だけでなく他のアジアの国々に輸出したいと考えている、との回答を得た。ただ現時点では日本に拠点はなく、また日本進出時期についてもいつとは言えないとのことだった。