
「Ural Air」はドローン発着場装備のサイドカー。老舗のサイドカーメーカーUral Motorcyclesが開発しました。

Ural Motorcyclesが開発した「Ural Air」
ドローン発着場を装備しています
ドローン発着場を装備しています
Ural Motorcyclesの製品には、オフロード性能の高いものが多く存在しており、クルマでは入っていけない、細くてラフな道の走行を可能にしてくれます。

Ural Motorcyclesのサイドカーは、オフロード性能が高いのが特徴
今回発売される「Ural Air」では、ラフロード走行をより楽にしてくれる装備として、ドローンテクノロジーが採用されました。例えば現在走っている道路がどこまで続いているか不安を感じたときにドローンを飛ばし、前方の様子を確認できます。また、台風などの災害直後には、倒木などで道路がふさがってしまっていることも。そのようなときも、ドローンを使ってリアルタイムで道路状況を確認できます。

「ミクラス、頼んだぞ」
日本は2018年は災害が多い一年でした。来年は今年ほど災害は多くない…と信じたいところですが、もし災害が発生した場合、「Ural Air」が便利なケースはあるかもしれません。

ドローン撮影映像の例
搭載されるドローンはDJIの「Spark」。上述の目的にぴったりな、高画質カメラを装備したモデルです。ドローン用のプラットフォームは、Stratasys が製造した防水性能の高いもの。このプラットフォームには、ドローンを充電するUSBポートなどが備えられています。

Stratasys が製造した防水性能の高いドローン用プラットフォーム装備
「Spark」は道路状況確認だけでなく、純粋に遊びに使うことも。クルマではたどり着けない場所に「Ural Air」で出かけ、その場所の景色を「Spark」を使って上空から撮影できます。

自分が走っている姿を、別の角度から撮影できます
米国で40台限定で販売されます。価格は1万7,999ドルで、販売開始は11月の予定。現在、Ural Motorcyclesの公式サイトで予約を受け付けています。
