トライアンフの新型「Scrambler 1200 XC」「Scrambler 1200 XE」が発表された。日本導入時期、メーカー希望小売価格については未定。
「Scrambler 1200 XC」は、オンロード/オフロードの両方に対応するデュアルパーパスモデル。一方、「Scrambler 1200 XE」は、過酷なオフロードも走破する、最上位のスペックが与えられたモデルだ。
搭載される2気筒1,200ccエンジンは、Scrambler専用チューニング。最高出力90PS、最大トルク110Nmを発生する。
両モデルには、オーリンズ製のアジャスタブル・ロングトラベルリアサスペンションが装備された。トラベル量はデュアルパーパスの「XC」で200ミリ、オフロード向けの「XE」では250ミリに設定されている。
フロントにはShowa製フルアジャスタブルUSDフォークが採用された。トラベル量は「XC」で200ミリ、「XE」では250ミリ。
その他、クラストップレベルの制動性能を誇るBrembo製M50ラジアルモノブロックツインフロントキャリパーなどが装備されている。
デザインは、“進化したスクランブラー”を体現したもの。アップライトなライディングポジション、2本出しのアップマフラーとベンチシートが、往年の名車のDNAを踏襲しつつも、新世代のスクランブラーであることを印象付けている。
カラーバリエーションは、「XC」が「ジェットブラック×マットブラック」「カーキグリーン×ブルックランズグリーン」。「XE」が「フュージョンホワイト×ブルックランズグリーン」「コバルトブルー×ジェットブラック」。
1960年代のスクランブラーと同じく、ライダーの好みに合わせたカスタマイズが可能だ。トライアンフは購入者によるカスタマイズのヒントとなる、インスピレーションキットを設定。「Escape」キットと「Extreme」キットが用意されており、このうち「Escape」キットは、ラゲッジなどツーリングに役立つアイテムが揃っている。
一方、オフロードスタイルにフォーカスした「Extreme」キットでは、ハイレベルマッドガードを含め、オフロード走行に特化したアイテムがそろえられた。
「Scrambler 1200 XC/XE」について詳細は、トライアンフの公式Webサイトを参照されたい。