
LEXUS「RC」がマイナーチェンジを受け、10月31日に販売開始された。LEXUSのフラッグシップ「LC」のデザイン・走りを継承し、より魅力的なスポーツクーペに進化している。

「LC」のデザイン・走りを継承し、より魅力的なスポーツクーペに
■主な特長
◆エクステリア
「RC」本来のスポーティなイメージはそのままに、「LC」のエレガントなエクステリアデザインを取り入れ、両立させた。フロントでは、ヘッドランプから下に伸びるバンパーコーナーの造形や、上下で開口比率を徐々に変化させたメッシュパターンのスピンドルグリルなど、特徴的なデザインが採用されている。

「RC」のスポーティなイメージを維持
また、三眼LEDヘッドランプユニットを縦方向に配置し、L字型のLEDクリアランスランプとの組み合わせで、新型「RC」独自の表情を創出した。

リヤは、バンパーコーナーにエアダクトを設け、タイヤの踏ん張りを強調する造形で、走行性能の高さを表現している。また、リヤコンビネーションランプをL字がより際立つデザインとした。

ボディカラーは、スポーティさを強調した新色「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」や「スパークリングメテオメタリック」を含む全11色が設定された。

“F SPORT”では、ブランド統一の新しいFメッシュパターンをはじめとする、専用の内外装アイテムが装備された。また、LS・LCなどのデザインを継承したデザインを持つ専用19インチアルミホイールが採用されている。


◆インテリア
インストルメントパネル上に「LC」と同意匠のアナログクロックを採用。質感の高さを付与した。
内装色は、「LC」を継承した「オーカー」のほか、新規設定色「ブラック&アクセントマスタードイエロー」などの“F SPORT”専用色を含む全7色が設定されている。


◆走り
空力性能やサスペンションの改良、パワートレーンのチューニングなど、細部にこだわった開発を実施。フラットで滑らかな乗り味と、「LC」譲りの運転操作に忠実なハンドリングを実現した。
サイドウインドウモールのフィン形状化や、リヤバンパーへのダクト追加によりホイールハウス内の圧力変動を軽減するなど、空力性能に徹底的にこだわり、優れた操縦安定性を実現している。

サスペンションは、ストローク速度が極めて低い状態から十分な減衰力を発揮する改良型ショックアブソーバーや、より高剛性のブッシュを採用。細部に至るまでチューニングを施すことで、フラットな車両姿勢と高い運動性能を両立した。また、2.0Lターボエンジンのアクセル操作に対するレスポンスを向上し、よりダイレクトな加速フィーリングを実現している。

価格は2.0L直列4気筒ターボを搭載した「RC300」が556万円、「RC300 "F SPORT"」が608万円で、「RC300 "version L"」が603万円。2.5L直列4気筒を搭載した「RC300h」が600万円、「RC300h "F SPORT"」が652万円で、「RC300h "version L"」が647万円。3.5L V型6気筒を搭載した「RC350」が636万円、「RC350 "F SPORT"」が707万円で、「RC350 "version L"」が683万円。
