ヤマハがトリシティタイプの300ccスクーター「3CT」(プロトタイプ)を公開

ヤマハはEICMA 2018で、300ccスクーター「3CT」(プロトタイプ)を公開する。

ヤマハがトリシティタイプの300ccスクーター「3CT」(プロトタイプ)を公開
300ccスクーター「3CT」(プロトタイプ)

トリシティやナイケン同様、車体を傾けて曲がれる機構「LMW」を搭載した3輪モデル。エンジンには欧州で2017年から販売されている「XMAX 300」のBlue Coreが採用された。


ヤマハがトリシティタイプの300ccスクーター「3CT」(プロトタイプ)を公開
車体を傾けて曲がれる機構「LMW」を搭載

欧州では、300ccスクーターは通勤用途で安定した人気があるが、その市場を狙ったものと考えられる。例えば「3CT」には「チルトロックアシスト」が採用されている。これは、バイク通勤に付き物の信号でのストップ&ゴーで、バイクライダーの負担を減らしてくれる機構。ストップ時にも「3CT」が直立する。フロントサスペンションをロックしないので、パーキング時のバイクの手押し時にも便利だという。

ヤマハがトリシティタイプの300ccスクーター「3CT」(プロトタイプ)を公開
信号で停止した際、足を着けないで直立できる
これは日本でも便利!

ヤマハは「3CT」のほか、689cc並列2気筒エンジンを搭載したアドベンチャーモデル「Tenere700」や、「NIKEN」の長距離走行時の快適性をより高めた「NIKEN GT」なども出展する予定。