
「CBR1000RR」「CBR1000RR SP」の2019年モデル発表
(画像は「CBR1000RR」グランプリレッド)
(画像は「CBR1000RR」グランプリレッド)
今回の変更では、コーナリング時や加速時の後輪スリップと、加速時の前輪浮き上がり(ウイリー)を抑制する「Hondaセレクタブル トルク コントロール(HSTC)」の機能に、旋回中のタイヤ周長変化の精度を上げた制御が取り込まれた。これにより、HSTCのよりきめ細かな作動が可能になった。
また、従来モデルではHSTCが一括制御していた後輪スリップの抑制とウイリーの抑制をそれぞれ独立した制御へと変更。「ウイリーコントロール」として制御介入量を3段階で選択可能にし、よりライダーの好みに応じたHSTCの設定変更を実現した。
「スロットルバイワイヤシステム」では、TBWモーターの駆動スピードを上げ、スロットル戻し時の応答性を高めた。スロットル操作に対する出力特性を5段階で任意に選択できる「パワーセレクター」で、全てのギアでピーク出力まで引き出せる「レベル1」の出力特性設定を変更し、よりトルクフルな加速を実現している。
ABSでは、高速度領域でのブレーキコントロール性をより考慮した制御設定に変更された。
カラーリングはストライプデザインを一部変更し、よりスポーティーで精悍なイメージを強調した。カラーバリエーションは「CBR1000RR」では「グランプリレッド」「マットバリスティックブラックメタリック」の2色、「CBR1000RR SP」ではトリコロールイメージの「グランプリレッド」1色が設定された。

「CBR1000RR」のカラーバリエーションは2色展開
(画像は「マットバリスティックブラックメタリック」)
(画像は「マットバリスティックブラックメタリック」)
メーカー希望小売価格は「CBR1000RR」の「マットバリスティックブラックメタリック」が204万6,600円で、「グランプリレッド」が207万9,000円。「CBR1000RR SP」の「グランプリレッド」が249万4,800円。

「CBR1000RR SP」の「グランプリレッド」