LEXUS 新型「UX」が11月27日に販売開始された。LEXUSラインアップに新たに加わる都会派コンパクトクロスオーバー。


エクステリア/インテリアは、「セキュア」をキーワードとしたデザインが特徴。エクステリアでは厚みをもたせたボディによって、“安心感”のある力強さを強調している。



フロントフェイスは、三眼LEDヘッドランプの上部にアローヘッド形状のクリアランスランプを配置することで、精悍な表情を演出した。また、スピンドルグリルはブロックメッシュ形状とし、角度によって表情を変えるUX独自のデザインを採用している。


サイドでは、リヤへ向けてキックアップする上下二つのキャラクターラインが躍動感を表現している。


リヤでは、リヤコンビネーションランプを翼形状とし、両端を縦フィン造形としたことで、走行安定性に寄与する空力性能を確保した。


ボディカラーは、「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」「テレーンカーキマイカメタリック」「セレスティアルブルーガラスフレーク」の3色が新開発され、全13色とされた。


インテリアでは、インストルメントパネルの上部からフード・フェンダーへと内外が連続するような造形で、タイヤ位置の認識のしやすさや見晴らしのよい開放感を実現した。また、ショルダー部やセンターコンソール、ドアアームレストなどで、力強い骨格を想起させる造形を採用。“安心感”を与える室内空間とした。


インテリアカラーは、「コバルト」と「ホワイトアッシュ」の2色が新たに開発されている。


新開発の直列4気筒2.0L直噴エンジンや2.0Lハイブリッドシステムをはじめとする最新のパワートレーンを搭載。直列4気筒2.0L直噴エンジンでは、高回転域まで軽快に回る爽快な加速フィーリングと心地良いエンジンサウンドを実現している。


「Direct Shift-CVT」では、従来のベルトとプーリーによる駆動に加え、発進用のギヤを追加。ダイレクトな発進・加速フィーリングを実現した。

「2.0Lハイブリッドシステム」は、直列4気筒2.0L直噴エンジンと組み合わせた新開発のもの。モーターによるアシストとエンジン回転数を最適化し、気持ちの良い加速フィーリングを実現した。また、JC08モード燃費で27.0km/Lの優れた燃費性能を確保している。


また、ドライバーの運転行動やナビゲーションの地図情報をもとにハイブリッドバッテリーの充放電を効率よく制御する先読みエコドライブ機能を採用。効率的な走りによる高い環境性能を実現した。

“F SPORT”では、グリルメッシュとサイドグリルをブランド統一の新しいFメッシュパターンとした。また、フロント・リヤバンパー下部の漆黒メッキ、専用アルミホイールとの組み合わせで、下部をダークトーンにコーディネート。さらに“F SPORT”専用のシートやステアリング、メーターを採用している。



メーカー希望小売価格は、「UX200」が390万円で、「UX200 “F SPORT”」が443万円。「UX250h “version L”」の2WD車が509万円で、「UX250h “F SPORT”」の2WD車が478万円。