■当日の天気は?
13日夜~14日明け方は、北日本を低気圧が通過するが、低気圧から離れている関東から西日本の太平洋側は雲が少なく、沿岸部を中心に観測のチャンスとなる。
一方、北日本や北陸、西日本の日本海側は低気圧の影響で厚い雲に覆われ、雪や雨の降るところも。観測には難しい条件となりそう。
14日夜~15日明け方は冬型の気圧配置となる予想。太平洋側を中心に晴れるところが多くなる。特に、関東以西の太平洋側は流星観測に期待ができそう。また、東北太平洋側は、日本海側から流れ込む雲が時々邪魔をするものの、一晩中ずっと雲が広がり続ける心配はなさそう。

一方、日本海側は寒気の影響で雲が広がりやすく、観測には難しい条件となる予想。
この予報は12月11日時点のもの。最新の情報についてはスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「星空 Ch.」、およびウェザーニュースの特設サイト「ふたご座流星群」で確認されたい。
■「ふたご座流星群」を生中継
ウェザーニューズは「ふたご座流星群」の様子を13日・14日の2夜連続で生中継する。13日はバーチャルお天気キャスター「ウェザーロイドAiri」がMCとなり、国内7か所に設置したカメラから「ふたご座流星群」をライブ中継する。
14日は国内4か所に設置したカメラから流星群をライブ中継。番組は二部構成で、第一部(21時~23時)ではゲスト解説者に星空観測の専門家を迎え、“リアルタイムプラネタリウム”を届ける。第二部(23時~24時)では「ウェザーロイドAiri」と流星を楽しむ。

第二部では「ウェザーロイドAiri」と流星を楽しむ
番組はウェザーニュースのWebサイトの他、13日はYouTube Live、LINE LIVE、ニコニコ生放送、Facebookライブ動画で、14日はYouTube Live、FRESH LIVE、LINE LIVE、ニコニコ生放送、Facebookライブ動画、Periscopeで視聴可能。
■ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群は、「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」と並ぶ三大流星群の1つ。流星群の中では流れる数が多く、ピーク時には1時間に40個以上の流星が見られることもある。また早い時刻から出現し始め、ほぼ一晩中出現が続くので、多くの人にとって観察しやすい流星群でもある。
放射点があるのは、東の空に見えるふたご座カストル付近。流星は放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れる。
今年の出現ピークは14日21時頃の予想。特に、放射点が空高く上がってくる22時以降の観測がおススメ。また、月が沈んだ22時40分頃(東京の場合)からは、月明かりの影響を受けずに観測できる。