ウェザーニューズが公式Webサイトで「初日の出情報」をオープンし、2019年元旦の天気見解を発表した。太平洋側で初日の出を拝める可能性が高いとしている。

■太平洋側で期待大
2019年元旦の日本列島は、西高東低の冬型の気圧配置となる。寒気の影響を受ける日本海側は、雪雲が広がりやすく、沖縄もスッキリしない空となる予想。


2019年の初日の出、拝める?-ウェザーニューズが「初日の出マップ」を公開

一方、太平洋側は冬晴れの所が多く、初日の出が期待できる。上空に強い寒気が居座る東・北日本の一部は、東の海上で雲が発生しやすいため、水平線からの日の出ではなく、少し遅れて雲の上から太陽が顔をだす所がありそう。

また、太平洋側の中でも、仙台平野や濃尾平野周辺では日本海側から時々雲が流れ込み、日の出を邪魔してしまう可能性がある。

この天気見解は12月26日時点のもの。最新の情報についてはウェザーニュース公式サイトの特設ページ「初日の出情報」で確認されたい。

■初日の出時刻ズバリ予想
ウェザーニューズは12月31日に、「初日の出時刻ズバリ予想」の提供を開始する。

ウェザーニューズ「初日の出時刻ズバリ予想」
「初日の出時刻ズバリ予想」サンプルイメージ

「初日の出時刻ズバリ予想」とは、初日の出の見える時刻を分単位で予測するサービス。現在地の東方向にある雲を約10kmメッシュ、山などの地形情報を250mメッシュで解析し、あと何分で太陽が出現するかを1分ごとにシミュレーションして知らせる。

一般的に活用されている初日の出時刻は天文的な時刻だが、「初日の出時刻ズバリ予想」では雲や地形情報も加味するため、初日の出の見える時刻をより詳細に把握することが可能だ。

「初日の出時刻ズバリ予想」システム概念図
雲や地形情報も加味した詳細な時刻予想を提供

サービスはウェザーニューズのウェブサイト「初日の出情報」から、およびウェザーニューズのスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「初日の出情報」からアクセスできる。