BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター

BMW「C 400 X」が1月26日、BMW「C400 GT」が2月8日に販売開始される。BMW Motorradでは初となるミドルサイズ・スクーターで、より取り回しが容易な都市型二輪車としてライン・アップに加えられた。

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
「C 400 X」「C400 GT」販売開始
(画像は「C 400 GT」)

「C 400 X」は細い路地を抜け、目的地まで素早く移動できるスクーター。単なる移動の手段を超え、アーバン・モビリティを積極的に楽しめる手段となるよう開発された。


BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
都市部の移動に便利な「C 400 X」

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
アーバン・モビリティを積極的に楽しめる

一方「C 400 GT」は、ミドルサイズ・スクーターのグラン・ツーリスモバージョン。ツーリング時のライダーおよび同乗者への走行快適性を主眼に開発されている。

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
ツーリングにも対応した「C 400 GT」

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
ライダーおよび同乗者への走行快適性にフォーカス

両モデルとも、ドライブトレインには新開発の350cc単気筒エンジンとCVTの組み合わせが搭載された。このエンジンは、最高出力34ps(25 kW)、最大トルク35Nmを発揮する。

デザインでは、「C 400 X」にはGSモデルを彷彿とさせる大型で左右非対称のLEDヘッドライトが装備された。「C 400 GT」ではツインLEDヘッドライトを装備。グラン・ツーリスモらしいスタイリングとしている。

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
「C 400 X」に装備された左右非対称のLEDヘッドライト

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
「C 400 GT」に装備されたツインLEDヘッドライト

オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)を搭載。滑りやすい路面でも、加速時の安定性を確保している。さらにABSを標準装備とし、高いブレーキ性能と安全性を確保した。

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
ABSを標準装備

サスペンションとダンパーは、フロントにテレスコピック・フォーク式、リヤに2本のスプリング・ストラット式を採用することで、スポーティな走りと快適性を実現している。

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター
フロント テレスコピック・フォーク式
リヤにスプリング・ストラット式を採用

メーカー希望小売価格は、「C 400 X」が85万1,000円で、「C 400 GT」が91万2,00円。

■「C 400 X」「C 400 GT」の主な特徴
・新開発350cc単気筒エンジン搭載
最高出力25kW (34ps)/7,500 rpm、最大トルク35Nm/6,000 rpmを発揮
・スチール製チューブラー・フレームを採用したシャシー
・振動を抑えるスイングアーム・ベアリングを採用したねじれ剛性の高いドライブトレイン・スイングアーム
・サスペンションではフロントにテレスコピック・フォーク式、リヤに2本のスプリング・ストラット式を採用
・ABSを標準装備
・「C 400 GT」では、大型ウインドスクリーンや、パッセンジャー用フットボード、セパレート式ライダー用バックレストを装備
・LEDヘッドライト標準装備
・キーレス・ライド標準装備
・ETC 2.0を標準装備
・2つの収納スペースとフレックス・ケースを装備

BMW、新型「C 400 X」「C 400 GT」を発売 - 同社初となるミドルサイズ・スクーター