Audi「RS 4 Avant」がフルモデルチェンジを受け、1月28日に販売開始された。Audi Sportが手がけたAudi A4シリーズのトップモデルで、Avantをベースに、スポーティさとラグジュアリィ性を高いレベルで両立させた一台に仕上げられている。

Audi、新型「RS 4 Avant」発売

パワートレインには最高出力331kW(450PS)、最大トルク600Nmを発揮する新開発の2.9L V6 ツインターボエンジンが搭載された。従来型の4.2L V8 DOHCに比べ、最大トルクが170Nm増強されている。


Audi、新型「RS 4 Avant」発売

このエンジンの発生するパワーは、8速ティプトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムの組み合わせにより、確実に路面に伝達され、優れた高速安定性と操縦安定性を実現する。0-100km/h加速は4.1秒。その一方で、燃費は11.2km/L(JC08モード)と従来型よりも大幅な省燃費を実現した。

エクステリアは、Audi 90 quattro IMSA GTOからインスピレーションを得たもの。RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することで、スポーティさを強調している。

Audi、新型「RS 4 Avant」発売

ブリスターフェンダーもAudi RS 4 Avantの特徴で、標準モデルのA4 Avantに比べて全幅が25mm拡大されている。

Audi、新型「RS 4 Avant」発売

インテリアは水平基調のデザイン。12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイに、ナビゲーションシステムをはじめ、Gフォース、トルク値などの情報も表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備とした。

Audi、新型「RS 4 Avant」発売

Audi connectはインターネットと常時接続し、ニュース、天気予報、駐車場検索、空港のフライトインフォメーション等の情報をドライバーに提供する。また専任オペレーターを介して施設検索や予約手配が可能なコンシェルジュサービスAudi connect Navigatorも利用できる。

インテリア装備としては、ファインナッパレザーのSスポーツシートをはじめ、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクション スポーツステアリングホイール、RS専用のシフトゲート、イルミネーション付きドアシルトリムなどが採用された。

Audi、新型「RS 4 Avant」発売

車両本体価格は、1,196万円。