
このコンセプトカーは、1960年代に米国カリフォルニア州を中心に流行したデューンバギーを現代に復活させたもの。オリジナルにならい、電動デューンバギーにはルーフやドアは取り付けられていない。この構造に加え、大径のホイールやオフロード用タイヤが、コンセプトカーの外観を特徴的なものとしている。
当時のデューンバギーはThe Beetleのシャシーがベースになっていたが、今回発表される電動版はVWによる次世代のEV向けプラットフォーム「MEB」がベースとなっている。

フォルクスワーゲンは、「MEB」はデューンバギーのような、大量販売が期待できないニッチ市場向けモデルの開発・製造を実現するポテンシャルを持っていると述べている。
電動デューンバギーは、現地時間の3月5日に開催されるプレスカンファレンスで明らかにされる予定。