Coleenの電動アシスト自転車

フランスのスタートアップ企業Coleenが電動アシスト自転車を発表した。レトロデザインと最新の技術を融合した一台。

Coleenの電動アシスト自転車
Coleenによる電動アシスト自転車
レトロデザインと最新の技術を融合

デザインはフランスの著名なデザイナージャン・プルーヴェ氏にインスパイアされたもの。同氏が1941年にデザインした自転車を21世紀に蘇らせたものだ。ジャン・プルーヴェ氏が製造した自転車のフレームはスチールを曲げて作られたものだったが、Coleenはその独自の形状をカーボンファイバーで再現している。

Coleenの電動アシスト自転車
ジャン・プルーヴェ氏による自転車

Coleenの電動アシスト自転車
フレームはスチールを曲げて作られていた

Coleenはフレームの形状はもちろん、フェンダーに取り付けられたライトまで再現した。

Coleenの電動アシスト自転車
フェンダー上のライトを再現

ちなみに、ジャン・プルーヴェ氏による自転車は2009年に、世界最大規模のオークションハウスクリスティーズで約10万ドルで落札されている。

最新の技術という点では、高効率のモーターに注目したい。最大トルク50Nmを発揮するこのモーターは従来型に比べ約25%航続距離を伸ばしているという(同バッテリーを使用の場合)。

Coleenの電動アシスト自転車
約25%航続距離を伸ばした最新の高効率モーター

バッテリーは1回の充電で約100キロのアシストが可能だ。このバッテリーも高効率が売り。フル充電までの時間は、わずか2時間半だとしている。

モーターの重さは2.5キロで、車体の軽量化に貢献している。軽量なベルトドライブやカーボンファイバーフレームとあわせ、重さは電動アシストとしては軽量な18キロに抑えられた。

Coleenの電動アシスト自転車
重さはわずか18キロ

ディスプレイはステム組み込み型。ハンドルバー上が各種アクセサリーでごちゃごちゃしてしまうのを防ぎ、すっきりしたデザインの実現に貢献している。

Coleenの電動アシスト自転車
ステム組み込み型ディスプレイで、ハンドルバー上をすっきりと

その他、登録したスマートフォンを持って利用者が近づくと、自動的にアンロックされるスマートロック機能も搭載されている。

Coleenの電動アシスト自転車
まぁ、この場所で自転車を盗む人はいないとは思うど…。

価格は4,700ユーロ(約58万円)から。欧州では2019年7月に発売される予定。

Coleenの電動アシスト自転車
値段は高いようにも思えるが、ジャン・プルーヴェ氏による自転車を
オークションで入手するよりは安い

日本での販売についてColeenに尋ねたところ、同社共同創業者のAudreyさんより、その予定はあるとの回答を得た。ただ進出時期は未定とのことた。

欧州の電動アシスト自転車を日本で販売する場合、日本の道路交通法を遵守できるかが問題となる。だがColeenの電動アシスト自転車には高精度のセンサーが搭載されており、日本向けに仕様を変更するのはそれほど大変ではないように見える。Coleenの日本進出に期待したい。