自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
自転車用シートヒーター「Sweet」

「Sweet」はシートヒーター付きの自転車用サドル。スロベニアのLONDONIUM Teamが開発した。

自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
シートヒーター付きの自転車用サドル「Sweet」

クルマ用、バイク用シートにはヒーターが装備されているものも多く、寒い日のドライブやツーリングを快適にしてくれる。だが自転車用にそのようなシートは販売されていない。「なければ、作るしかない」。LONDONIUM Teamは必要に迫られて「Sweet」の開発に取り組んだという。

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
指も温められる

現在利用しているシートを取り外し、その代わりに取り付けて使用する商品。直径25.4、27.2、28.6ミリなどのシートポストに装着が可能だ。

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
様々な直径のシートポストに対応

サドル内部には50W出力のヒーターが装備されており、このヒーターで温められた空気がファンで送風されるという仕組みだ。これにより、サイクリストの身体を尻から温める。

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
温められた空気がファンで送風される

ヒーターとファンを作動させるバッテリーは、フル充電すれば2時間の利用が可能。このバッテリーはフレームバッグで自転車に装着する。LONDONIUM Teamは利用者が好みで選べる2種類のバッグを用意した。

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
バッテリーの収納されたフレームバッグ

このように冬の寒さ対策としてスタートした「Sweet」だが、LONDONIUM Teamは夏の暑さへの対応も目指している。同社は「Sweet saddle with cooling setting」も用意。これはヒーターの付属しないバージョンで、ファンからの風でサイクリストの体温を下げようというもの。ファンはバッテリーをフル充電することで24時間の利用が可能だ。

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
こんな暑い日でも

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
「Sweet」サドルがあれば少し涼しく?

LONDONIUM Teamは現在、「Sweet」サドルの市販化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では160ドルの出資+48ドルの送料で「Sweet」サドルを1個入手可能だ。ヒーターのみ付属したタイプは160ドル+送料、送風のみなら140ドル+送料で入手できる。出荷は2019年11月に予定されている。

 自転車にもシートヒーターを―冷暖房完備の自転車を目指す「Sweet」サドル
今年の夏も、暑いのかな?