「B1」は、まったく新しい発想の折り畳み機構を採用した電動バイク。2秒で折り畳み/展開が可能な電動バイク「S1」で知られる企業エストニアの企業Stigoが開発した。

電動バイクStigo「B1」

2014年に発表された「S1」はラストマイル向けの製品。折り畳んで電車などに持ち込み、展開して駅からオフィスまで移動する際に便利な乗り物だ。この利用目的に合わせ、「S1」は折り畳んだときに場所を取らないことを最優先にデザインされている。

電動バイクStigo「S1」
参考画像:電動バイクStigo「S1」
折り畳み時の省スペースを最優先

電動バイクStigo「S1」
ライディングポジションは窮屈そう?

「B1」は「S1」同様、折り畳みではあるがその折り畳み機構は異なる。また上掲の画像を見ればわかるが、「S1」の乗車姿勢は若干窮屈なもの。これを改善し、より長距離移動が快適に行えるスペックへと変更された。

電動バイクStigo「B1」
新しい折り畳み機構と長距離移動が仕様に変更された「B1」

折り畳み機構はリアホイールをシートの下に持ち上げるというもの。これまでの折り畳み電動バイクでは見られなかった機構だ。

電動バイクStigo「S1」
そこを折っちゃいましたか…。

「B1」はホイール内にモーターを組み込む“ハブモーター”採用タイプ。チェーンなどが不要なため、このような画期的な折り畳み機構が実現できた。

長距離移動を快適にする機能としてはサスペンションの装備があげられる。また、「B1」ではホイールをシート下に移動させる折り畳み機構のため、シート直下にはシートポストのようなものが存在しない。だがこの構造もサスペンションのように機能し、利用者の腰に対する衝撃を和らげてくれるという。

電動バイクStigo「S1」
サスペンションで疲労を低減

サイズは「S1」が全長1,050x全幅480x全高805ミリだったのに対し、「B1」では全長1,190x全幅490x全高860ミリと若干大きくなっている。持ち運び易さは低下したが、その分乗りやすくなった。また長さが伸びたことの恩恵を受けてホイールベースは750ミリから832ミリへと延長され、安定性も向上した。

電動バイクStigo「B1」
ホイールベースがのびたのは大きい

タイヤは「S1」の12インチから14インチにサイズアップされており、これも乗り心地の向上や快適な長距離走行に貢献している。

耐荷重は100キロから120キロにアップした。これに対応するため制動系も強化。「S1」ではフロントVブレーキだったが、「B1」では前後ディスクブレーキとされた。

電動バイクStigo「B1」
前後ディスクブレーキに

カラーはブラックとホワイトの2色展開。海外の大手通販サイトなどで販売されており、価格は700ドル前後となっている。残念ながら現時点では日本での発売予定はないとのこと。