オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」

Kiwanoはオフロードも走れるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」を米国などで発売した。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
オフロード走行も楽しめる「Kiwano K01+」

2017年夏に発売された「Kiwano K01」の後継モデル。「Kiwano K01」は駅からオフィスまでを移動する“ラストマイル”向けに開発された乗り物で、セグウェイのように体重移動で操縦する。だがセグウェイよりサイズが小さいので、電車やバスに持ち込める(米国の場合)というメリットを持っていた。


オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
操縦も比較的簡単

今回発売された「Kiwano K01+」は、通勤での利用のはもちろん、ちょっとしたオフロード走行も楽しめるようになったモデル。これを可能にするために、Kiwanoは制御プログラムやボディ剛性などに磨きをかけたそうだ。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
オフロード走行も楽しめる!

搭載されたモーターの出力は1,000Wと、サイズを考えると驚きのハイパワー。最高速度は時速19キロに抑えられているがトルクは太く、舗装路であれば20%の坂も上れるという。バッテリーはフル充電すると約40キロの走行が可能だ。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
1,000Wのハイパワーモーター搭載

サスペンションも装備。都市部走行時の段差越えにも対応するほか、「Kiwano K01+」でトリックを決めたいプロライダーにも頼りになるものだという。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
サスペンション装備

「Kiwano K01」の発売時に話題になったワイヤレスコントロール機能は「Kiwano K01+」にも継承された。この機能を使えば「Kiwano K01+」と並んで散歩ができる。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
例えば「Kiwano K01+」への乗車が禁止されたエリアで便利

材質はカーボンファイバー、ポリカーボネート、亜鉛合金など。軽量で高い剛性を持つボディと、高級感のある手触りを実現している。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」

タイヤは舗装路用の「URBAN」のほかに、オールテレーンの「SPORT」も用意。「SPORT」を装着すれば、オフロードでより攻めた走行ができるようになり、より楽しめるようになるという。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
オフでより攻めた走りを楽しめるオールテレーン「SPORT」タイヤ

米国での価格は1,299ドル。前バージョン「Kiwano K01」の発売時には通勤用の乗り物として比較的手の出しやすい価格設定とされていたが、ニューバージョン「Kiwano K01」の価格はかなり強気だ。前バージョン「Kiwano K01」は想定された以上にスポーツギアとして利用されるケースが多かったという。ニューバージョンの価格と機能は、このことを反映したものかもしれない。

オフロード走行も楽しめるセグウェイタイプの乗り物「Kiwano K01+」
ルックスも、もはや通勤向けではない?