
AndroidスマートフォンをノートPCにするシェル「NexDock 2」
ノートPCのような外観をしているが、CPUやメモリー、OSなどは内蔵されていない。スマートフォンに対して、大画面とキーボード、タッチパッドを提供し、スマートフォン作業の生産性を高めるというコンセプトを持つ製品だ。
2016年に登場した「NexDock」のニューバージョン。「NexDock」を入手したユーザーからのフィードバックを反映して様々なアップグレードがなされた。例えばスクリーンはフルHDへとアップグレードされ、動画視聴などがより快適になっている。また、コネクターにはUSB Type Cが採用された。

参考画像:2016年に登場した「NexDock」
使用するにはスマートフォンと「NexDock 2」をUSB Type Cケーブルで接続する。これにより、「NexDock 2」のキーボード、タッチパッドでスマートフォンを操作可能となる。

使用時にはスマートフォンと「NexDock 2」をUSB Type Cケーブルで接続
「NexDock 2」を利用することで、Officeソフトの利用がぐっと楽になる。スマートフォン上では文書やスプレッドシートは表示はできても編集が難しいが、「NexDock 2」を使えばキーボードとタッチパッドを使って効率良く編集できる。

Office文書やスプレッドシートの編集がより効率よく
その他、ゲームをプレイする際にも、「NexDock 2」を利用したほうがより楽しめるケースが多いだろう。

キーボードを使ってゲームが可能に
HDMI入力コネクタも装備されているので、スティックタイプのWindows PCやRaspberry Piと接続することも可能だ。

HDMI入力コネクタを利用して

スティックタイプのWindows PCやRaspberry PiをノートPCに
開発元のNex Computerは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では199ドルの出資で「NexDock 2」を1台入手可能だ。出荷は2019年9月に予定されている。

出張に便利そう