週末は絶好の花見日和に― ウェザーニューズが「第八回桜開花予想」を発表

ウェザーニューズが「第八回桜開花予想」を発表した。週末はポカポカ陽気で絶好の花見日和になるとしている。

■2019年「第八回桜開花予想」
3月19日以降、西・東日本では続々と桜が開花し、現在、開花前線は北陸~関東北部に達している。開花後は順調に満開へ向かい、九州や関東南部などでは“見頃シーズン”を迎えた。靖国神社(東京都)でも3月27日に満開の発表があり、開花が早かった昨年より3日遅い満開となった。


週末は絶好の花見日和に― ウェザーニューズが「第八回桜開花予想」を発表

今週、西・東日本は晴れる日が多くなるが、週中頃は寒気の影響で気温が下がり、関東では3月上旬~中旬並の気温となる予想。一方、週末はポカポカ陽気となり、絶好の花見日和となる。舞鶴公園(福岡県・3月30日満開)や上野恩賜公園(東京都・3月28日満開)など、すでに満開を迎えた所では桜吹雪を楽しむことができそう。

各エリアごとの桜開花傾向は以下の通り。なお、全国の名所700か所の桜情報については、ウェザーニューズのWebサイト『さくらCh.』で確認できる。

■各エリアの桜開花予想
◆北海道
今年は例年並の開花となる所が多い見込み。

ウェザーニューズが「第八回桜開花予想」を発表

北海道には、4月23日頃に開花前線が上陸する。五稜郭公園(函館市)や札幌市は26日に咲き始め、GW中頃に見頃を迎える見込み。その後、5月中旬にかけて、道北や道東エリアへと桜の開花が広がっていく。

◆東北
今年は例年並の開花となる所が多い見込み。白石川堤一目千本桜(宮城県)は4月5日に開花の予想。

ウェザーニューズが「第八回桜開花予想」を発表

仙台市や福島市付近から開花が始まり、東北南部では4月上旬に開花前線が北上していく。開成山公園(福島県)では4月12日に満開を迎えるなど、東北南部では4月中旬に花見を楽しめそう。

東北北部は、4月15日に開花予想の北上展勝地(岩手県)など、4月中旬から開花が始まる。弘前公園(青森県)は4月20日に開花し、GW前半に満開を迎える見込みのため、GWは早めのお花見がおススメ。

◆関東 
関東南部の桜は見頃を迎えている所が多くなっている。靖国神社(東京都)でも3月27日に満開の発表があり、開花が早かった昨年より3日遅い満開となった。

週末は段々と高気圧に覆われ、ポカポカ陽気の花見日和となる。上野恩賜公園(東京都・3月28日満開)など、すでに満開を迎えた所では桜吹雪を楽しむことができそう。週末は見頃終盤となる桜もあるため、早めの花見がおススメ。

関東北部も週末は開花が進み、前橋公園(群馬県)や八幡山公園(栃木県)では4月5日に満開を迎える予想。関東北部では来週以降も花見を楽しめそう。

◆中部
東海では、開花の早かった名古屋市や岐阜市を中心に見頃を迎えている。

ウェザーニューズが「第八回桜開花予想」を発表

週末は高気圧に覆われて日差しが届き、花見日和となる。鶴舞公園(愛知県)では4月5日に、新境川堤(岐阜県)では4月6日に桜吹雪を迎える予想で、桜が舞う中での花見が楽しめそう。見頃終盤となる桜もあるため、早めの花見がおススメ。

北陸や甲信越のまだ咲いていない桜は、例年や昨年と比べると、同じかやや遅い開花となりそう。特別名勝兼六園(石川県)では4月7日、高遠城址公園(長野県)では4月10日に満開を迎える予想。

◆近畿
3月25日開花した和歌山城(和歌山県)は、3月29日に見頃を迎えた。週末は段々と高気圧に覆われ、ポカポカ陽気の花見日和となる。

姫路城(兵庫県)では5日、嵐山(京都府)では9日に満開となる予想。その後、10日を過ぎたあたりからは桜が舞う中での花見が楽しめそう。

◆中国・四国 
3月22日に高知公園(高知県)で桜の開花がスタートし、各地で続々と開花が進んだ。既に満開を迎えている所も多い。

今週は晴れる日が多く、花見を楽しめる日が続きそう。週末は高気圧に覆われて日差しがたっぷりと届き、気温が高くなる。4月7日に桜吹雪予想の岡山後楽園(岡山県)など、見頃終盤を迎える桜もあるため、満開の花見は週末がラストチャンスとなるところもありそう。

◆九州
3月19日に舞鶴公園(福岡県)で桜の開花がスタートし、九州では次々と満開を迎えている。今週は晴れる日が多く、絶好の花見チャンスとなる。

週末は高気圧に覆われて日差しがたっぷりと届き、花見日和となる。4月3日に満開予想の甲突川河畔(鹿児島県)では、美しく咲いた桜を楽しめそう。舞鶴公園(福岡県)や熊本城(熊本県)など開花が早かった場所では週末には見頃終盤となるため、早めの花見がおススメ。