LEXUSが「LM300h」を上海モーターショーで公開した。アルファード/ヴェルファイアをベースとした、LEXUSブランド初となるミニバン。
全体的なフォルムはアルフォード/ヴェルファイア。だがフロントフェイスのスピンドルグリルやLポジションランプ、リアコンビネーションランプの形状などでLEXUSらしさを表現している。サイドにはLクロムトリムが配置された。
サイドにはLクロムトリムを配置
だが「LM300h」で注目すべきはそのインテリアだろう。3列7人乗り仕様のほか2列4人乗り仕様の設定があるが、4人乗り仕様では前席と後席の空間をスクリーンで完全に分離し、ショーファーカーとして利用できる。
このスクリーンは透明度を変化させることが可能だ。
後席の装備は豪華そのもの。ビジネスパーソンが移動する仕事場として利用することも、アフター5に疲れた身体と頭をリラックスさせるくつろぎの場として使用することもできる仕様とされた。
これらの要求を満たすため、後席にはBlu-ray再生に対応した26インチサイズのディスプレイが装備された。このディスプレイはスマートフォンやタブレットの画面を表示し、同乗者にプレゼンを行える。もちろん、映画などを楽しむことも。
19スピーカーのサウンドシステムとノイズ軽減ガラスを装備。騒がしい都市部の走行中にも高音質なサウンドを楽しめる。ノイズ軽減ガラスは、車内で商談やミーティングをする際にも便利だ。
14Lの冷蔵庫にはワインボトルを2本収納できる。4人乗りは3列目シートが無いので、シートを深くリクライニングして休息を取ることが可能だ。
上海国際モーターショーは4月25日まで、上海の国家会展中心で開催される。