ホンダ「スーパーカブ」のエンジンをベースにしたマシン「NSX-02」で、世界最速記録を目指すプロジェクトがMakuakeに登場した。

ホンダ「スーパーカブ」のエンジンで、世界最速記録達成を目指すプロジェクト

このプロジェクトは、SUPER MINIMUM CHALLENGE(SMC)のリーダー&ライダーである近兼拓史氏の挑戦をサポートするもの。同氏は米国ユタ州で8月24日から開催されるボンネビル・モーターサイクル・スピード・トライアル(BMST)の世界最高速にチャレンジするが、これを資金面から援助する。


ホンダ「スーパーカブ」のエンジンで、世界最速記録達成を目指すプロジェクト

近兼拓史氏は昨年、ランドスピードレーサー「NSX-01」でBMSTに挑戦。瞬間最高速度165.30km/h、1マイル平均速度153.73km/hという記録を叩き出した。

ホンダ「スーパーカブ」のエンジンで、世界最速記録達成を目指すプロジェクト

今年のチャレンジではホンダカブ系の4ストローク横型エンジンを使用して究極のミニマムマシン「NSX-02」を製造。世界最速記録を打ち立て、日本の製造業の素晴らしさを世界に示すことを目指している。

ホンダ「スーパーカブ」のエンジンで、世界最速記録達成を目指すプロジェクト

近兼拓史氏は今回の挑戦への支援を、次のように呼び掛けている。

「世界中にいる1億台以上のカブ乗りの皆さん、モンキーやグロム等ホンダ4st横型エンジンを愛する皆さん。このマシンを完成させボンネビルを走らせる為に、ぜひ力を貸してください。まずはRC116(注)の175km/hを超えること。そして目指すは200km/hオーバー!一緒に世界最速記録を達成しましょう!」

世界最速記録達成を支援したい方は、Makuake Webサイト内のプロジェクトページ「スーパーカブ系エンジンを使ってボンネビルで世界最速記録を達成したい!」で、各種支援方法を確認されたい。

ホンダ「スーパーカブ」のエンジンで、世界最速記録達成を目指すプロジェクト

(注:RC116とは1966年のホンダワークスGPマシンのこと。オートバイの歴史上最もパワフルで速い50ccマシンとされている。最大出力14ps/21,500rpm、車重50kg、最高速175km/h以上という究極の50ccレーサー)