BMW 8シリーズに、ディーゼルエンジンを搭載した「840d xDrive」「840d xDrive Cabriolet」が追加され、5月20日に販売開始された。

BMW 8シリーズにディーゼルエンジン搭載モデル登場―1,750rpmで680Nmを発生
8シリーズにディーゼルエンジン搭載モデル追加

8シリーズは昨年11月にクーペが、今年2月にカブリオレが発売されたBMWの最上級ラグジュアリーモデル。美しいデザインとピュアスポーツパフォーマンスを兼ね備えている。


BMW 8シリーズにディーゼルエンジン搭載モデル登場―1,750rpmで680Nmを発生
参考画像:今年2月に追加されたカブリオレ

今回新たに追加されたモデルは、直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載している。このエンジンは可変翼を採用した低速用ターボ及び高速用ターボを搭載しており、低回転域から強大なトルクを発生。最高出力235kW(319PS)/4,400rpm、最大トルク680Nm/1,750-2,250rpmを達成している。これにより低速時はストレスのない軽やかな走りを、高速時にはゆとりのある快適な走りを実現した。

ディーゼル・モデルにはこの高性能エンジンに加え、BMWの四輪駆動システムであるxDriveを搭載している。xDriveは走行中の路面状況や四輪全ての駆動状態を常に検知し、車両速度やステアリング操作に対して前後トルク配分を最適化するシステム。高速域でのクルージングやコーナリング時でも常に安定した走りを実現する。

さらに今回、クーペモデルの「840d xDrive M Sport」には「Mテクニック・スポーツ・パッケージ」を新設定。このパッケージは19インチの大径MスポーツブレーキやMリア・スポイラーなどにより、走行性能と個性をより際立たせるオプションとなっている。

価格はクーペモデルの「840d xDrive」が1,237万円で「840d xDrive M Sport」が1,360万円。カブリオレモデルの「840d xDrive Cabriolet」が1,334万円で「840d xDrive M Sport Cabriolet」が1,443万円。