シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」

「unu Scooter」は、シート下収納の容量がガソリンバイク並みに大きな電動バイク。ドイツベルリンに本拠をおくunuが開発している。

シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
シート下収納の容量がガソリンバイク並みの「unu Scooter」

unuは電動バイク「unu Scooter Classic」の開発と販売で、ドイツではすでによく知られている企業。だが「unu Scooter Classic」は、従来の電動バイクと同じ悩みを抱えている。シート下にバッテリーを装備したため収納スペースが少なく、ヘルメットを入れておく場所がないのだ。スーパーに出かけても買い物袋を入れるのは困難だし、バイクを降りたあとはバッテリーとヘルメットを両手に抱えて部屋に戻ることになってしまう。


シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
参考画像:前モデル「unu Scooter Classic」のシート下
バッテリーでほぼ一杯

シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
ヘルメットは手に持って

今回発表された新しい「unu Scooter」は、この問題の解決を目指した商品。シートサイズの大型化とバッテリーの小型化によって、電動バイクとしては大容量な収納を実現した。シート下収納にはヘルメットを2個収納できるという。

シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
シートサイズの大型化とバッテリーの小型化で
シート下収納の大容量化に成功

モーターはBosch製のリアハブタイプ。ホイール内に完全に収まるこのモーターの採用は、シート下にエクストラスペースを生み出し、収納スペースの拡大に貢献している。

シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
Bosch製リアハブモーター採用

バッテリーは取り外して家庭用コンセントから充電可能なタイプ。フル充電すると最大で100キロの移動が可能だ。

シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
自宅やオフィスで充電が可能

unuは「unu Scooter」を2019年9月に販売開始。全3モデル展開で、価格は最も安いモデルで2,799ユーロ(約34万5,000円)からとなる予定。

シート下にヘルメットが2個入る電動バイク「unu Scooter」
カラーバリエーションは7色展開