
STROMERによる通勤用モペッド「ST3」
「ST5」のスペックを復習すると、パワーユニットは850Wモーターと983Whバッテリーの組み合わせというハイパワーなもの。このユニットによる高速走行に対応するため、ブレーキを含め各種のパーツにハイスペックなものが採用されました。例えばヘッドライトにも、遠くまで照らせる1,600ルーメンのものが装備されています。

参考画像:最高スペックのSTROMER「ST5」

ヘッドライトは1,600ルーメン
その他、スマートフォンと連携したロックシステムなどのハイテク機能も搭載されており、その価格は1万ドル(約110万円)となっています。

ハイテク機能も装備
このように、「ST5」は完璧を目指して開発された一台。あらゆるパーツに最高のものを採用し、値段も競合製品中で最高価格に設定されていました(発売当時)。一方で「ST3」のコンセプトは「エレガントな通勤用自転車」。毎日の通勤で使い易いスペックにまとめられています。

エレガントな通勤用自転車「ST3」
毎日の通勤にちょうど良いスペック
毎日の通勤にちょうど良いスペック
パワーユニットは600Wモーターと814Whバッテリーの組み合わせにダウングレードされました。とはいえ、他社製の電動モペッドに比べれば、かなりのハイパワーといえるでしょう。ヘッドライトには900ルーメンのRoxim Z4E Proが採用されています。

パワーユニットは600Wのリアハブモーターと

814Whバッテリーの組み合わせ
バッテリーは983Whを選択することも
バッテリーは983Whを選択することも
「ST5」同様、スマートフォンと連携したロックシステムも搭載されています。このシステムでは、専用アプリをインストールしたスマートフォンを持つ利用者が「ST3」に近づくと自動でロックが解除され、「ST3」を離れれば自動的にロックがかかる仕組みとなっています。

ハイテク装備は「ST5」とほぼ同じ
価格は7,499ドル(約82万円)から。ディープグリーンのフレームとよりおしゃれなサドルなどを装備した「ST3 Launch Edition」も用意されており、こちらは8,399ドル(約92万円)に設定されています。

タイヤはPirelli製