
「DS 3 CROSSBACK」は、DSオートモビルの日本展開における戦略モデル。彫刻的なスタイリング、フランスならではの意匠を凝らしたインテリアなどが特徴となっている。

スタイリングでは“彫刻が動き出す”がテーマ。エクステリアはソリッドで彫刻的な造形とされた。

インテリアはセンターコンソールのクル・ド・パリが特徴。また、ダッシュボード中央のダイヤモンドパターンはルーブルのガラスのピラミッドを想起させるものだ。


シートは2種類の密度の異なるフォームを使い分け、心地よさとホールド性を両立させた。リアシートは分割可倒式で、すべて折り畳めばラゲッジスペースを1,050Lまで拡大可能だ。

サウンドシステムはフランスFOCALとのコラボレーションによる「FOCAL Electra」。ツイーターはドアミラー内側、シャークフィン内側と、前席、後席に座る乗員の耳に近いベストポジションに配された。

ドライブトレインは新型1.2L PureTech 3気筒ターボエンジンと、電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8の組み合わせ。エンジンではターボチャージャーのウェイストゲートが電子制御式に変更され、レスポンスが向上している。燃料消費率は15.9km/L。カタログ燃費と実燃費とのかい離が少ないことも、このエンジンの特徴だという。

EAT8ではスポーツ、ノーマル、エコモードを選択できる。エコモードではアクセルオフ時にクラッチを切って燃費効率を向上させるフリーホイール機能を備えている。

ボディカラーは全8色展開。ルーフカラーを変更し、「バイトーンルーフ」とすることも。

車両本体価格は「Be Chic」グレードが299万円で、「So Chic」グレードが357万円。「Grand Chic」グレードが404万円。
