日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充

日産「セレナ」がマイナーチェンジを受け、8月1日に販売開始された。今回のマイナーチェンジではデザインが一新されたほか、「全方位運転支援システム」を全車標準装備とするなど、安全装備が拡充されている。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
日産「セレナ」デザインを一新

エクステリアでは、ハイウェイスターでは「ダブルVモーショングリル」を採用し、さらにクロームをちりばめたグリルパターンなどでリッチで押し出しの強いフロントフェイスを形成した。


日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
ハイウェイスターでは、リッチで押し出しの強いフロントフェイスを採用

ハイウェイスターのリアでは、縦長のリアコンビランプを専用パーツとしてデザイン。より力強くスポーティに進化させている。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
ハイウェイスターはリアビューも進化

「セレナ」e-POWERでは新たに16インチアルミホイールを設定。よりダイナミックで存在感のあるホイールとした。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
16インチアルミホイール装備

ボディカラーは、「朝日」をイメージした「サンライズオレンジ」と、より精悍でスポーティな印象の「ダークメタルグレー」の新色2色を追加。4つの2トーンカラーを含め、全14色展開とした。2トーンカラーは、ルーフの色をすべてダイヤモンドブラックに統一することで、スポーティな印象に仕上げている。

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新色「ダークメタルグレー」

安全技術では、360度の安全を提供する「全方位運転支援システム」を、全車標準設定とした。

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「全方位運転支援システム」を全車標準設定

360度のうち前方では、対向車がいてもハイビームを維持できる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初採用。フロントカメラで前方の状況を検知し、対向車や先行車の有無に応じて、両側に12個ずつ配置されたLEDの照射パターンを変化させ、常に視認性の高い状態を維持可能とした。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
アダプティブLEDヘッドライトシステム

後側方は、走行中に隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するよう支援する「インテリジェント BSI」や「BSW」、後退時に後方を横切ろうとする車両を検知し注意を喚起する「RCTA」が新設定された。

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RCTA(後退時車両検知警報)

また、「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備している。

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踏み間違い衝突防止アシスト

「プロパイロット」の機能は、ドライバーのストレスをさらに軽減するため、下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となった。

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進化したプロパイロット

「セレナ」の全国希望小売価格は次の通り。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充

「セレナ」のマイナーチェンジにあわせ、カスタムカー「AUTECH」も基準車と同様にデザインが一新され、安全装備が拡充された。発売は今秋の予定。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
セレナ「AUTECH」デザイン一新

セレナ「AUTECH」のエクステリアは、「AUTECH」ブランド車共通の表現であるドットパターンをより強調させたフロントグリルや、専用ブルーに輝くシグネチャーLEDを採用し、一目で「AUTECH」とわかるスタイルに仕上げられた。

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ドットパターンをより強調させたフロントグリル

また、e-POWER車でも選択可能な新デザインの専用16インチアルミホイールが、新たにオプション設定されている。

インテリアではシート地にレザレットが採用された。ハンドルやシートなどにはブルーを配し、ピラーや天井色はブラックに変更されている。インテリア全体がブルーとブラックでコーディネートされたことで、高級感のある仕上がりとなった。

日産「セレナ」がデザインを一新、安全技術も拡充
ハンドルやシートなどにはブルーを配色

「プレミアムスポーティミニバン」としてハンドリングや加速感をチューニングした「AUTECH SPORTS SPEC」では、新たに遮音性を徹底追求した。

ボディカラーは、「AUTECH」の専用色であるカスピアンブルーに「セレナ」と同様にルーフの色をダイヤモンドブラックとした専用2トーンカラーなど、新たな2つの2トーンカラーを含めた、全7色が設定されている。

セレナ「AUTECH」の全国希望小売価格は今秋発表される予定。