
ホンダが「アキュラタイプSコンセプト」をモントレーカーウィーク2019でお披露目しました。アキュラが第二世代NSX以降目指していた同ブランドのルーツともいえる「Precision Crafted Performance」へ回帰し、「パフォーマンス重視のラグジュアリーブランド」を再び目指すための、重要な一歩となるコンセプトカーです。

デザインチームは「Precision Crafted Performance」を表現するため、パワフルで表情豊かであり、かつすっきりとまとまり感のあるシルエットを造形しました。ワイドで低く構えたボディやAピラーから長くのびるボンネットなどが「アキュラタイプSコンセプト」のデザインを特徴付けています。

リアはセンターラインのはっきりしたデッキリッドとカーボンスポイラーが特徴。カーボンはフロント&リアスプリッター、サイドシルそして21インチホイールにも使用されています。

ブレーキはBrembo製。4ピストンキャリパーのハイパフォーマンスなもので、ハイパフォーマンスな「アキュラタイプSコンセプト」に対し十分な制動力と、アグレッシブな外観を与えています。

「アキュラタイプSコンセプト」では、4灯のジュエルアイLEDヘッドライト、ダイヤモンドペンタゴングリルなど、アキュラによる新しいデザインエレメントも採用されました。

ボディカラーは「アキュラタイプSコンセプト」専用に新開発された「ダブル アペックス ブルーパール」。「TL Type S」を含むタイプS伝統のブルーに敬意を表したものです。
アキュラは今後の2年間でタイプSモデルを2車種リリースするとしています。