1,250馬力のハイパーカー「タキオン スピード」

米国RAESRが開発中の「Tachyon Speed(タキオン スピード)」のプロトタイプが8月22日、ロサンゼルス ロデオドライブを走行し、街行く人を驚かせました。




「タキオン スピード」とは、システム最大出力1,250hp、最大トルク4,950Nmを発生するパワーユニットを搭載した電動ハイパーカー。0-60mph加速では3秒以下を達成しています。

1,250馬力のハイパーカー「タキオン スピード」

エクステリアは他に類を見ないユニークなもの。宇宙船のようだとも、戦闘機みたいだとも呼ばれる外観を持っています。乗り降り時にはドアではなく、キャノピー自体を開く仕組み。必要性や実用性は不明ですが、未来感を高めてくれています。

1,250馬力のハイパーカー「タキオン スピード」

今回の走行で「タキオン スピード」の運転席に座ったのは、ビデオブロガーのアレックス ヒルシさん。Facebookのフォロワーが740万人を超えるヒルシさんは「Supercar Blondie(スーパーカー ブロンディ)」という名前で自動車関連の動画をFacebook、YouTube、Instagramに投稿しています。



ヒルシさんは公開した動画で「タキオン スピード」の日常での使い勝手を紹介。乗り込むのが大変でありながらも、シートに座れば快適であると述べています。また、リアシートも動画で公開。筆者はこのクルマにはタンデムで座れるリアシートがあると仕様上知ってはいましたが、実物はこの動画で初めて見ました。

1,250馬力のハイパーカー「タキオン スピード」

ヒルシさんは「タキオン スピード」について、「いままでに乗った中でも最も驚くべきクルマだった」と語っています。また、「どこに行っても人が集まってきた」とも。

「タキオン スピード」が街を走る様子については、ヒルシさんのYouTube動画で確認してみてください。



「タキオン スピード」の価格は75万ドル(約7,900万円)から。装備や外装の仕上げによって150万ドル(約1億5,800万円)程度になる可能性もあるそうです。