LEXUSのSUV「RX」がマイナーチェンジを受け、8月29日に販売開始された。エレガントなエクステリア、機能性を追求したインテリア、高い操縦性、ブレードスキャン式AHS搭載による安全性などが特長。また3列シートロングバージョンのRX450hLでは、3列目シートに2種類のシートポジションを設定し、使い勝手を向上した。
LEXUS「RX」マイナーチェンジ
■新型「RX」の特長
◆エレガントなエクステリア
フロントフェイスでは、スピンドルグリルにL字モチーフのブロックメッシュパターンを採用した。ヘッドランプはユニットの形状を従来型より小型化することでシャープな印象を持たせた。
サイドビューはフロントからリヤに抜けるキャラクターラインで力強さを表現。エレガントでありながら、ダイナミックなデザインを実現した。
リヤビューではバンパー下端のマフラー、アンダーガードなどの部品を水平基調の意匠とし、ワイド感を強調している。リアコンビネーションランプは上部にL字を4つ重ねたモチーフを配置し、下部はそのモチーフを反転させた造形とした。
◆機能性を追求したインテリア
インテリアではナビゲーションのタッチディスプレイ化やUSBソケットの増設。スマートフォン収納箇所の追加、リモートタッチの採用などで利便性を高めた。
3列シート仕様のRX450hLでは、3列目シートに2種類のシートポジションを設定。足元の空間を広げたポジションと、ラゲージスペースを重視したポジションをシーンに合わせて選択可能とした。
またRX450hLでは2列目シートにキャプテンシートをオプション設定。このシートにはアームレスト、カップホルダー、スライド＆リクライニング機構が設定されている。
◆高い操縦性
走りではショックアブソーバーにフリクションコントロールダンパーを追加。路面からの微小な入力による高周波振動を低減し、操舵時の応答性向上を実現した。シームレスな連続可変制御を可能にしたNAVI・AI-AVSを採用。ショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御し、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りを両立している。◆安全・快適装備
安全装備では、ブレードスキャン式のアダプティブハイビームシステム（AHS）を搭載し、従来のAHSより配光を細かく制御できるようにした。対向車や先行車を眩惑することなくハイビームを照射し、歩行者や標識をより早く認識可能にしている。
マルチメディアシステムではタッチディスプレイを採用。SmartDeviceLink、Apple CarPlay、Android Autoに対応しており、iPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能になる。
◆F SPORT
“F SPORT”では走行性能を追求し、“F SPORT”専用チューニングを施した。パフォーマンスダンパーをフロント/リヤに装着したことで、ハンドリングの特性を一層シャープにしている。さらに、瞬時にロールを抑制する電動アクティブスタビライザーの採用で、よりフラットな車両姿勢を実現した。
デザインではFメッシュパターンのスピンドルグリルとサイドグリルを採用した。スピンドルグリルとフロント・リヤバンパー下部には漆黒メッキを配し、ダークプレミアムブラック塗装の専用アルミホイールを装着して下部をダークトーンにコーディネートしている。さらに“F SPORT”専用のスポーツシートやアルミ製スポーツペダルを採用した。
■メーカー希望小売価格
メーカー希望小売価格は2.0L直列4気筒ターボを搭載したRX300（2WD車）が503万6,727円で、“version L”（2WD車）が603万8,182円。“F SPORT”（2WD車）が591万545円。
3.5L V型6気筒エンジンによるLexus Hybrid Driveを搭載したRX450h（2WD車）が615万6,000円で、“version L”（2WD車）が715万7,455円。“F SPORT”（2WD車）が733万4,182円。3列シートのRX450hL（AWD車）は781万5,273円。
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