
最も軽く、小さなベスパ 改良新型「Vespa LX 125 i-get」が10月1日に販売開始される。クラシカルな外観はそのままに、LEDヘッドライトやUSBソケットなどの最新装備が搭載されている。

新型「Vespa LX 125 i-get」販売開始
(画像は「エネルジアブルー」)
(画像は「エネルジアブルー」)
ベスパ LXの「LX」はローマ数字の“60”に由来。ベスパブランド誕生60周年を記念し、2005年に誕生した。
今回発売される「Vespa LX 125 i-get」では、視認性が向上したLEDヘッドランプが装備された。あらゆる気象条件下での安全性を確保しただけでなく、スタイリッシュな外観も実現している。

LEDヘッドランプ装備
インストルメントパネルでは、アナログ形式のスピードメーターと液晶デジタルによる燃料計&時計のコンビネーション。ライダーが素早く正確に情報を取得できる。

アナログ&デジタルのコンビネーションメーター
ステアリングコラムカバー(ネクタイ)のデザインも一部変更。ホーンカバーの形状が一新されている。サイレンサーカバーやミラーのデザインも変更し、前後アルミホイールのデザインは5本スポークとした。

ネクタイのデザイン部変更

5本スポークアルミホイール
便利機能としては、USB充電ポートを新装備。スマートフォンなどを充電できる。フロントシールド内側にはグローブボックス、バッグフックやシート下にはコンパートメントなど、積載スペースも充実している。

USB充電ポート装備
足付き性も向上。シート座面はよりフラットで細くなり、小柄なライダーでも快適に乗れるよう改良した。フットレストの形状も変更。新しいデザインでは、足元のスペースを増やしつつ、小柄なライダーでも足を地面に設置させやすい形状に改良し、利便性を高めている。

足つき性を向上
ドライブトレインは、最大出力10.2hp、最大トルク10.2Nmを発揮する125cc空冷単気筒4ストロークSOHC 3バルブi-getエンジン。これに自動無段階変速(CVT)が組み合わされた。燃料タンク容量は7.0L。

i-getエンジン搭載
ボディカラーは「イノチェンツァホワイト」「アビオブルー」「エネルジアブルー」の3色展開。メーカー希望小売価格は39万6,000円。

「イノチェンツァホワイト」(画像左)、「アビオブルー」(画像右)