5分の充電で100キロ走れる!充電の常識を覆した761馬力のポルシェ「タイカン」ついに公開
ポルシェ「タイカン」ワールドプレミア
(北米ナイアガラの滝)

フル電動スポーツカー ポルシェ「タイカン」のワールドプレミアが、北米、中国、欧州で同時開催された。まずはハイパフォーマンスな「ターボ」「ターボS」から導入され、年内には出力を下げた4WDモデルが、そして2020年の終わりまでには「タイカン クロスツーリスモ」が登場する。

5分の充電で100キロ走れる!充電の常識を覆した761馬力のポルシェ「タイカン」ついに公開
ハイパフォーマンスな「ターボ」「ターボS」から導入

トップエンドモデル「ターボS」の電動ユニットは、ローンチコントロールとの組み合わせで最大出力560kW(761PS)を発生。0-100km/h加速2.8秒、最高速度260m/hを達成する。航続距離は最大412kmを実現した。


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トップエンドモデル「ターボS」の出力は761PS

「ターボ」の電動ユニットは最高出力500kW(680PS)。0-100km/h加速は3.2秒で、最高速度は「ターボS」と同じ260m/h。航続距離は最大450kmとなっている。

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「ターボ」の0-100km/h加速は3.2秒

最大の特徴は「タイカン」が、市販車では初のシステム電圧800V採用車である点。高出力充電器を利用することで、わずか5分程度で最高100kmまで走行できるエネルギーを充電可能だ。これは従来の電気自動車の充電の常識を覆したとさえ言われている。バッテリーの充電状態が5%の状態から80%までの充電でも最短22分30秒で可能だ。

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高出力充電器を使用すれば、充電時間を大幅に短縮可能

もちろん、自宅の電源で時間をかけて充電することもできる。

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自宅で従来通りの充電をすることも

エクステリアはフロントから見るとワイドでフラットに見える造形。シルエットは、後方に向かって下向きに傾斜するスポーティなルーフラインによって形成されている。リアのライトバーに統合されるガラスルックのポルシェロゴなど、革新的なエレメントも備えた。

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電動でも、エクステリアにはポルシェのDNAが

コックピットでは16.8インチの大きなメータパネルが目を引く。これと一体化されたセンターの10.9インチインタッチディスプレイ、そしてオプションの助手席ディスプレイが、「タイカン」の新しいユーザーインターフェイスを形成している。このユーザーインターフェースは「タイカン」のためにデザインされたもので、スイッチやボタンなどが大幅に削減されており、その代わりにタッチパネルや音声で様々な操作が可能だ。

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「タイカン」のためにデザインされた新インターフェイス

内装はレザーフリー。リサイクル素材で作られたインテリアが「タイカン」のコンセプトを示している。

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インテリアにはリサイクル素材使用

2つのラゲッジコンパートメントを用意。フロントコンパートメントは81リットル、リアコンパートメントは366リットルの容量を備えた。

ワールドプレミアは北米ではナイアガラの滝、欧州ではベルリン ノイハルデンベルクのソーラーファーム、そして中国では平潭島のウインドファームと、各大陸で再生可能エネルギーを象徴する3つの場所で実施された。

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欧州でのワールドプレミア
(ベルリンのソーラーファーム)

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中国でのワールドプレミア
(平潭島のウインドファーム)