ホンダスーパーカブベースの「CT125」を世界初披露―

ホンダはスーパーカブベースのコンセプトモデル「CT125」を東京モーターショーで世界初披露する。その他、ベンリィの電動モデル「BENLY e:」、電動三輪スクーター「GYRO e:」も世界初披露。また「CRF1100L Africa Twin Dual Clutch Transmission(DCT)」「ADV150」を日本初公開する。

■CT125
オフロードの走破性に配慮したつくりと冒険心をくすぐるデザインを持つコンセプトモデルを世界初披露。かつての“CT”のコンセプトを受け継ぎ、スチール製フロントフェンダーやアップマフラー、幅広大型キャリア、ハイマウント吸気ダクト&サイドエアクリーナーなどを装備した。


ホンダスーパーカブベースの「CT125」を世界初披露―
アップマフラーや幅広大型キャリアを装備

普段使いはもちろん、自然の中でも楽しめる機能性を持ったトレッキングバイクに仕上げられている。

■BENLY e:、GYRO e:
Honda Mobile Power Packを搭載した電動コミューター2モデルを世界初公開。ガソリンエンジンのモデルで培った優れた積載性や耐久性、取り回しの良いボディーサイズなどはそのままに、電動化によって環境性能と静粛性を高めた。

ベンリィの電動モデル「BENLY e:(ベンリィ イー)」、
ベンリィの電動モデル「BENLY e:」

電動三輪スクーター「GYRO e:(ジャイロ イー)」
電動三輪スクーター「GYRO e:」

■Africa Twin
「True Adventure」のコンセプトを継承しながら、トータルバランスを磨き上げた「CRF1100L Africa Twin DCT」(市販予定車)をジャパンプレミア。新設計フレームの採用、エンジンの1100cc化、ライダーの運転をサポートする電子制御の進化といった機能向上が施されている。タッチパネル採用の液晶メーターやクルーズコントロール、コーナリングヘッドライトなど快適・安心のための各種装備もより充実したものとなった。

CRF1100L Africa Twin DCT
「True Adventure」のコンセプトを継承した「CRF1100L Africa Twin DCT」

新たにタイプ設定された「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT」(市販予定車)では、走行状況に応じて減衰力を調整するSHOWA製電子制御サスペンションが搭載されている。

■ADV150
軽量、コンパクトなスクーターの利便性の高さはそのままに、趣味の時間を充実させ、余裕のあるライフスタイルを提案するモデルを市販予定車としてジャパンプレミア。市街地から郊外の荒れた路面まで走行可能なサスペンション、タイヤ、ライディングポジションを採用しつつ、タフでアクティブなアドベンチャースタイリングを追求している。

ADV150ジャパンプレミア
ADV150(市販予定車)

ホンダはそのほか、Benly CB92 Super Sport(1959年)、Dream CB750 Four(1969年)、CB750F(1979年)、CB1000 SUPER FOUR(1992年)といったヒストリーモデルや、レーシングマシンも出展する。

ホンダ東京モーターショー2019

第46回東京モーターショーは、2019年10月25日から11月4日(一般公開日)まで開催される。