
Juiced Bikesの新作電動バイク「Scorpion」が発表されました。スタンダードバージョンに加え、オフロードも走れるハイパワーな「HyperScorpion」も用意されています。

Juiced Bikesの新作電動バイク「Scorpion」
Juiced Bikesはスクランブラースタイルの「Scrambler」で世に出たメーカー。オフロードをパワフルに走れる電動バイクでありながら自転車用パーツを多用し、さらに低価格なBAFANG製のモーターを搭載したことで、低価格を実現しています。

参考画像:Juiced Bikesの「Scrambler」
今回発表された「Scorpion」はJuiced Bikesのコンセプトをさらに推し進めた製品。BAFANG製モーターの搭載はそのままに、デザインをよりガソリンバイクのそれに近づけています。

デザインをバイクよりに
バイクらしいデザインに貢献しているのはヘッドライト。これは実際にバイクでも利用されているパーツを採用しています。

ライトではバイクパーツの使用に踏み切りました
ヘッドライトの下のフロントサスペンションは、実用性があるのはもちろん、やはりバイクらしさの形成に一役買っています。

フロントサスも、バイクらしさに貢献
シートもバイク用を採用。その後に装備されたラックと合わせ、日本の原付スクーターのような雰囲気を醸し出しています。

カブ?
フレームは相変わらず自転車ベース。でも、ちょっとした工夫を積み重ねてバイクらしいムードに仕上げました。

自転車用フレームをベースに、バイクっぽい装飾を追加
「ここまで来たらもうペダルも取り外してしまえば?そうしたらもっとバイクらしいルックスになるのでは??」と思ってしまうのですが、そこは米国における大人の事情。モーターの最高出力が750Wで最高速度44km/hの「Scorpion」は、米国では免許なしで乗れます。乗れるのですが、それでも警察官に止められ質問を受けることもあるのだそう。そんなときペダル付きだと有利となることが多いそうです。

諸費用も安い、日本の軽自動車のような規格となるそうです
バッテリーはフル充電すると約72キロ走行できます。バッテリーの充電に必要な時間は約6.5時間。高速充電器を使用すれば約1.3時間で0-80%までの充電が可能となっています。

組み合わされたモーターは、お馴染みのBAFANG製です
オフロード仕様の「HyperScorpion」では、フル充電で走行できる距離は120キロとされました。高速充電器を使用した際の0-80%充電は1.9時間となっています。

ツーリングにチャレンジできる仕様ですね
開発元のJuiced Bikesは今回もクラウドファンディングサイトで先行予約を受け付け中。同サイトでは750Wモーターを搭載した「Scorpion」を1,299ドル+送料などで、1,000Wモーターを搭載したオフロード仕様の「HyperScorpion」を1,999ドル+送料などで販売しています。出荷は2020年3月に予定されています。

米国でなら、これに免許無しで乗れる!