トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

ミドルウェイトスポーツバイク トライアンフ新型「Street Triple RS」が発表された。パフォーマンスの大幅な向上、よりアグレッシブなスタイリングなどが特徴。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

パフォーマンスの向上に向け、新型「Street Triple RS」には765ccトリプルエンジンが搭載された。このエンジンは最大トルク79Nmを発生。トルク曲線は滑らかで、低回転域から全回転域にわたってエキサイティングなトルクをライダーに提供する。最高出力は123PSとされた。


トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

ギアボックスは1速と2速のギア比を近づけた設定。優れた加速性能と滑らかなシフトチェンジを実現している。バックラッシュ防止ギアの取り付けを不要としたため、ギアボックス全体の質量が減少した。また、ハイスペックなスリップアシストクラッチを装備しており、軽い感触でクラッチ操作が可能に。ライダーの快適性と操作性を向上させている。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

スタイリングは大幅に刷新され、その外観はよりアグレッシブなものとされた。ヘッドライトは印象的な形状とされ、独自のフロントフェイスを形成している。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

ボディワークはよりとがった、スポーティでクリーンなラインに。新型のフライスクリーンとエアインテークはより際立っており、さらにサイドパネル、リアユニット、シートカウル、ベリーパンがすべて刷新された。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

サイレンサーは新型用にスタイルを変更し、スポーティでコンパクトに。トライアンフロゴの入ったカーボンファイバー仕上げが採用されている。

さらに、ロゴ入りの新型ハンドルバークランプやブラックアウト仕上げのコントロールプレート、サテンメタル仕上げのヒールガードなど、各コンポーネントの仕上げによりオートバイ全体のディテールが強化された。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

カラースキームは「マットジェットブラック×アルミニウムシルバー(イエローデカール)」「シルバーアイス×ディアブロレッド(アルミニウムシルバーデカール)」の2パターンが用意されている。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

サスペンションにはShowa製41mm径ビッグピストンフロントフォーク(トラベル量:115mm)と、Ohlins製STX40ピギーバッグリザーバータイプモノショックのリアサスペンションユニット(リアホイールトラベル:131mm)が採用された。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

制動系ではBrembo製M50 4ピストンラジアルモノブロックフロントキャリパーとBrembo製ブレーキレバー、スライディングリアキャリパーが装備されている。

トライアンフが新型「STREET TRIPLE RS」を発表

最新テクノロジーとしては、アクセルの位置を維持しながらスムーズなシフトチェンジが可能な「Triumphシフトアシスト」が標準装備された。ライディングモードはパフォーマンスの向上した新型「Street Triple RS」に合わせてチューニングされている。その他、「ライドバイワイヤ」「アジャスタブルABS」「切替式トラクションコントロール」が標準装備された。

販売開始は2019年11月中旬の予定。メーカー希望小売価格は143万7,000円。