「OP15」は小さいけど、天井が高いキャンピングトレーラー。米国Opusが発表したものです。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
小さいけど天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」

Opusと言えば、ポップアップテントを装備した2人用のキャンピングトレーラーで知られる英国の企業。移動時にはコンパクトなボックスとして牽引し、キャンプ地に着いたらボックス上にエアテントを“ポップアップ”させて設営します。ポールなどは空気を入れて膨らませるだけなので、設営には90秒しかかからないのが特徴です。


天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
参考画像:Opusによる従来製品

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
参考画像2:ポールは空気で立たせるシステム

2019年2月には日産とコラボレーションしてオフグリッドなコンセプトキャンパー「Nissan x OPUS」を発表して話題となりました。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
日産とコラボしたオフグリッドキャンパー「Nissan x OPUS」

今回の「OP15」は、家族で利用したいという米国ユーザーの声に応えて米国Opusが販売する製品。リアに装備されたキングサイズベッドとフロントに装備された2段ベッドにより、大人2人+子ども2人が就寝できます。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
リアのキングサイズベッド
大人二人が就寝できます

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
フロントの2段ベッドは子ども用です

画像で見るとかなり大きなキャンピングトレーラーに見えるかもしれません。でも実際の長さは4.57メートルと、大きめのSUV車程度。幅も1.83メートルでしかないので、狭めの駐車場に単体駐車できてしまいます。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
パジェロと同じくらいのサイズです

でも、これまでの製品作りで培った効率良いパッケージングで、この小さなボディに多くのグッズを詰め込み可能としました。例えばキングサイズベッドの下の空間にはキッチンが装備されており、引き出して屋外調理が可能になっています。2段ベッド下には、クーラーが装備されました。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
ベッド下に収納されたキッチン

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
2段ベッド下に収納されたクーラー

Opusと言えばポップアップテントですが「OP15」には装備されていません。代わりに、ルーフが約30センチポップアップする機能が搭載されています。ポップアップ時の天井までの高さは約2メートルと、大人が立って歩ける高さが確保されました。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
天井高2メートル
キャンピングカーとしてはなかなかの高さです

従来製品ではなかったトイレとシャワーも装備されています。欧州の人は2~3日シャワーを浴びなくても平気ですが、米国の人たちは耐えられないのだとか。

天井が高いキャンピングトレーラーOpus「OP15」
日本人にもうれしい

「OP15」の米国での価格は4万5,000ドルからとなっています。

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