ホンダ新型「FIT(フィット)」が東京モーターショーで世界初公開された。4代目となる新型フィットでは、新しいクルマづくりの考え方として、数値では表せない「感性価値」を追求。4つの心地よさ「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」を具現化した。
4つの心地よさ「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」を具現化
また、ライフスタイルに合わせた5つのタイプ、「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」を設定している。
■4つの心地よさ
「心地よい視界」では、インテリアパネルを水平・直線基調にデザイン。また車内からはワイパーを見えにくくすることで、運転時の心地よい視界を実現した。「座り心地」では、フロントシートに新世代の「ボディースタビライジングシート」を採用。身体をしっかり保持する面支持構造とすることで長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシートとした。
「乗り心地」は小型化した2モーターハイブリッドシステムにより、日常シーンのほとんどをモーターでなめらかに走行。心地よい走りと力強い加速で、快適な乗り心地を提供する
「使い心地」ではストレスなく使える収納レイアウトなど、移動をサポートする使い心地を提供する。
■5つのタイプ設定
「BASIC(ベーシック)」はその名の通り、基本のタイプ。シンプルなデザインに仕上げた。「HOME(ホーム)」では、ナチュラルな風合いの織物のシート、本革ステアリングやプライムスムースのソフトパッドなど、全体のカラーや素材を揃え、質感が高い空間を目指した。
「NESS(ネス)」は気分が盛り上がるカラーコーディネートが特徴。フィットネススポーツのような、軽快でファッショナブルなタイプとした。シートとインパネソフトパッドの表皮には撥水性の高い素材を採用している。
「CROSSTAR(クロスター)」は専用エクステリアデザインと大径タイヤを採用したアウトドアテイストを持つタイプ。シートとインパネソフトパッドの表皮には撥水性の高い素材が採用されている。
「LUXE(リュクス)」は上質さを追求したタイプ。エクステリアには、プラチナ調クロームメッキや専用デザインの16インチアルミホイールを採用している。インテリアでは、高い質感の専用本革シートを標準装備した。
新型「FIT」は東京モーターショーの開催期間中(プレスデー:10月23日から24日、一般公開日:10月25日から11月4日)、ホンダブースで展示される。販売は2020年2月に開始される予定。