
欧州地域の研究開発拠点であるHonda R&D Europeが製作したコンセプトモデル。ホンダは毎年、ミラノショーで新しい“何か”を公開し続けてきたが、今年はその“何か”は大胆なデザインとなった。

アドレナリンが溢れるスポーツ走行が好きで、一方でリラックスしたツーリングも楽しみたいというライダー向けにデザインされたスポーツツーリングモデル。そのようなライダーの志向に合わせ、ダイナミックでありながらもシンプルなラインで構成された外観とされた。

フロントエンドは、獲物を狙うコブラをイメージしたデザイン。前方にせり出し、大きく口を開けたルックスとされている。

ヘッドライトは特徴的な形状。そのわきにはデイタイムランニングライトが設置された。

リアエンドはアルミ製のサブフレームによって、短くシャープなリアデザインが実現されている。

これらデザイン要素の積み重ねにより、「CB4X」はスポーツ走行を楽しみつつも、リラックスしたツーリングもあきらめたくないライダーに、新し選択肢を提供するマシンに仕上げられた。

ミラノショーは11月7日から10日(一般公開日)までイタリア・ミラノで開催される。