
Scootersonによる電動スクーター「rolley 2」が米国ロサンゼルスで開催されたCoMotion LAでお披露目されました。同社はここしばらく、小さなタイヤを装備した軽量な「Elf」の展開に力を入れていましたが「rolly 2」では原点に回帰。大径ホイールを装備したオフロードも走れるスクーターとされています。

Scootersonが「rolley 2」をCoMotion LAでお披露目
以前のバージョンとの違いは大幅な軽量化。フレームの素材にアルミ合金、ボードやフェンダーの素材にカーボンファイバーを採用することで、重さ31キロを実現しています。

このサイズで31キロはすごい!
この軽量ボディを前進させるパワーユニットには、750Wのリアハブモーターを採用。最大トルク80Nmを発揮するモーターと大径・幅広のタイヤで、オフロードも走行できます。

トルクの太さを活かして、オフロード走行も
バッテリーはフル充電することで、最大で85キロの走行が可能となっています。バッテリー充電に必要な時間は約3時間。高速充電にも対応しており、約1時間での充電が可能となります。

短距離なら、1週間無充電で通勤できるかも?
制動装置にはフロント/リアともにディスクブレーキが装備されます。

雨の日も安心
その他、スマートフォンを利用したロック/アンロック、クルーズコントロールといった先端技術も搭載されます。
実際に通勤で使うとなると、保安部品を追加しないといけないとか、カバンはどこに置けばよいのか?など、解決すべき問題がいろいろありそうな「rolly 2」。でも、サスペンションも含め快適装備の何もないシンプルな電動バイクで街を走ることを想像すると、なぜかわくわくします。

人間の本能?