
搭載されたパワーユニットは最高出力1,000HP、最大トルク1万4,000Nmを発生するフロント&リア ツインモーター。0-60mph(0-96km/h)加速では1.9秒と、2秒を切っているとカルマは主張しています。

バッテリーは120kWhで、フル充電で走行できる距離は563km。I型バッテリーはセンタートンネル内に、ダッシュボード下からシート下にかけて配置されました。

足元にはプッシュロッド式サスペンションやカーボンセラミックブレーキを搭載。高速での直線走行から急カーブまで、安定した走行を可能にしています。

エクステリアはフロントアクスルからフロントガラスまでが驚くほど長い独自のスタイル。リアホイール上に座っているようなドライビング感覚を味わえるのだとか。

いかにもコンセプトモデルと思える機能としては「Drive and Play」テクノロジーがあげられます。このテクノロジーでは「SC2」に取り付けられた3個のHDカメラや「周波数変調連続波(FMCW)方式」を採用したライダーなどで、走行時の様子を3Dで記録します。また各種センサーにより、ハンドルの舵角やアクセル&ブレーキペダルへの踏力、外気温や走行時のオーディオプレイリストなども記録。これらを後に再生可能としています。
サーキットなどの走行後に自身のドライビングを再生して確認することで、テクニックを磨くことが可能に。また、データを他のドライバーと共有することもできます。
このように、「Drive and Play」を使用すれば、実際のサーキットを「SC2」で走行しながら、まるでゲームセンターのドライビングレースゲームをプレイするような新しい楽しみ方が可能になると、カルマは説明しています。
LAオートショーは2019年11月23日から12月1日(一般公開日)まで開催されます。