ランボルギーニがバーチャルカー「ランボV12ビジョン・グランツーリスモ(GT)」を、「FIA グランツーリスモチャンピオンシップ」ワールドファイナルで発表しました。同車はPS4のレーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」に2020年春から登場予定となっています。

ランボルギーニのバーチャルカー「ランボV12ビジョン GT」、PS4の「グランツーリスモSPORT」に2020年春から登場

「ランボV12ビジョン GT」は、ランボルギーニ本社にあるデザイン部門チェントロスティーレが手掛けたバーチャルカー。ランボルギーニ・シアンFKP37と同じパワートレインが搭載されるという想定でデザインされています。


エクステリアでは、すべての要素でデザインとエアロダイナミクスが一体化されています。Y字のテールライトが組み込まれた大型ウィングは空力特性を高めると同時に、圧倒的な存在感を放つデザインとされました。

ランボルギーニのバーチャルカー「ランボV12ビジョン GT」、PS4の「グランツーリスモSPORT」に2020年春から登場

メインボディはフェンダーから独立したデザイン。サイドウィンドウは1968年のマルツァルにインスピレーションを得た、上下にガラスが組み込まれたものとされました。

ランボルギーニのバーチャルカー「ランボV12ビジョン GT」、PS4の「グランツーリスモSPORT」に2020年春から登場

ドライバーは戦闘機のパイロットのように車の前から乗り込むシステム。主要な操作ボタンはステアリング・ホイール内に配置されており、情報はドライバーの視線上にバーチャルに投影されます。

ランボルギーニのバーチャルカー「ランボV12ビジョン GT」、PS4の「グランツーリスモSPORT」に2020年春から登場

ランボルギーニ・チェントロスティーレ責任者であるミィティア・ボルケルト氏は「ランボV12ビジョン GT」について、次のようにコメントしています。

「ランボV12ビジョン GTは、ランボルギーニとその未来的な志向に夢中になってくれる若いファンやゲームを愛する人のために制作された究極のバーチャルカーです。当社のデザイナーたちにとっても、自らの能力を押し広げ、ランボルギーニならではの人目を引くデザインと最高の走りを実現するだけでなく、軽量素材とハイブリッド化をはじめとする未来テクノロジーに対するランボルギーニの積極的な 取り組みを反映する車を構想する機会となりました」