
「Keeback」はスマホ時代のバックパック。モバイルバッテリー、スピーカー、流れるディスプレイなどが、見たことの無いデザインのシェル内にパッケージされています。キルギスの首都ビシュケク在住のインダストリアルデザイナーSteel Drakeさんが開発しました。

まったく新しいバックパック「Keeback」
バックパックはちょっとした旅に必須のグッズ。家を離れて生活するために最低限必要な物を持ち運ぶのに使います。でも、「スマートフォン時代に最低限必要なものは、バックパックが発明された時代とは違っているのでは?」そんな疑問から「Keeback」はデザインされました。

スマホ時代に必要なものを入れられるバックパックという発想
最も重要な物として装備されたのがモバイルバッテリー。パナソニック製で1万3,600mAhの大容量なものが採用されています。いまや暇つぶしに便利なだけでなく、飛行機に乗る際にも、買い物の支払いでも必要なスマートフォン。そのスマートフォンのバッテリー切れを気にせずに旅を続けられる、旅好きにはたのもしいアイテムです。

大容量バッテリーを装備
バックパック内部にはUSBコネクタが2個、外部にも2個装備されました。

フードコートでも、飛行機の中でもスマートフォンを充電できます
バックパック下部にはスピーカーが装備されています。好きな音楽を、ヘッドホンからではなくこのスピーカーを使って堪能できます。

スピーカー装備

絶景ポイントで好きな音楽を楽しめます
ちょっとよく意味がわからないのがディスプレイ。音楽に合わせて表示を変化させる機能がある…のはまぁわかるとして、街中を歩いているときに文字列などを表示すれば、目立てるのだそう。でもその機能って、必要でしょうか?

デジタルサイネージ?
未来的ではあります
未来的ではあります
そして、これらの機能をまとめてパッケージングしているのが、バックパックとしては見たことの無いデザインのシェル。プラスチックやファブリックなど、200を超えるパーツで構成されており、内部のバッテリーやスマートデバイスをがっちり保護します。GPSを活用した盗難防止機能も搭載されています。

200を超えるパーツで構成
Steel Drakeさんは近日中に、クラウドファンディングサイトIndiegogoで「Keeback」の商品化に向けた資金調達プロジェクトをスタートさせる予定。サイト内の「Keeback」のページでサインアップすれば、プロジェクトスタート時に通知を受けられるので、興味のある方は登録されてみてはいかがでしょうか?
