日本郵便とホンダは、郵便配達業務で使用する電動二輪車としてホンダ「BENLY e:(ベンリィ イー)」を導入することで合意した。

郵便配達業務で使用する電動二輪車として、ホンダ「BENLY e:」導入へ

両社は2017年3月23日に、電動二輪車等を用いる郵便配達に向けた協業に関する覚書を締結。今後強化される排出ガス規制の中でも、永続的に郵便配達業務を続けられる体制づくりに向けた検討を続けてきた。


今回の合意により、日本郵便では2020年1月17日から、郵便配達業務でホンダ「BENLY e:」の使用を開始する。

スケジュールとしては、2019年度中に200台の導入が予定されている。2020年度中の導入台数は、導入された「BENLY e:」の業務上の実用性を見て検討される予定(2,000台程度を検討)。

配備は新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局からスタート。その後は東京都をはじめとした首都圏の近距離配達エリアや一部の地方主要都市の郵便局に拡大される。2020年度末には、東京都内における郵便配達業務用二輪車の2割が電動二輪車となる予定。