米国カリフォルニアに本拠をおくLaffite Supercarsは、砂漠のスーパーカー「X-ROAD」の予約受付を1月15日に開始しました。


最高出力720HPを発揮する6.2L V8エンジンを搭載。このエンジンがわずか1,300kgの軽量ボディを最高速度230km/hで走行させます。Laffite Supercarsは「X-ROAD」の走行デモ動画を公開していますが、動画ではいかにもV8なサウンドを聞かせてくれています。




この最高出力＆最高速度は、スーパースポーツとしてはそれほど飛び抜けたものではありません。でも、「X-ROAD」はオールテレーンに対応しているのが他のスーパーカーと異なる点。43センチものトラベル量を持つサスペンションを採用し、砂漠やダートであっても快適に走行可能としています。


オールテレーンではありますが、駆動方式は意外にも4WDではなく2WD。太いオールテレーンタイヤの恩恵を受け、ドリフトを楽しむなど、ダートでも思いのままの走行を堪能できます。


もちろん、高速道路や市街地の走行にも対応。スーパーカーでは軽量化を最優先させていてインテリアの装備は最小限…というモデルも少なくはありません。「X-ROAD」の内装も決してラグジュアリーとはいえないのですが、レザーシートやカップホルダーが装備されるなど、ストリートユースにもそれなりに対応可能となっています。



「X-ROAD」は30台限定での生産。配送は2020年の終わりごろに開始される予定で、価格はガソリンエンジン搭載車で46万5,000ドル（約5,100万円）から。EVバージョンも用意されていてこちらは54万5,000ドル（約6,000万円）からとなっています。