LEXUS「GX Overland」コンセプト

LEXUSが「GX Overland」を、モントリオールオートショーで公開しました。最近流行の「ゴージャスなキャンプ」を、さらにゴージャスにするためにデザインされたコンセプトカーです。

LEXUS「GX Overland」コンセプト
LEXUSのコンセプトカー「GX Overland」

ベース車両は「GX」の2020年モデル。ランドクルーザープラドの姉妹車にあたる「GX」ならではの高いオフロード性能はそのままに、キャンプに便利な各種装備が採用されています。


ルーフトップにはポップアップテントを装備し、上質な寝心地をキャンパーに提供します。シャワーキューブも装備し、ホテルが無い場所でも身体を清潔に保ち、快適な滞在を可能にしています。

LEXUS「GX Overland」コンセプト
大きなタープも付属しています

サスペンションはベース車両よりもトラベル量を増やしたものに。オフロード性能を高めつつ、乗員に対してより快適な乗り心地を提供します。

LEXUS「GX Overland」コンセプト
サスはよりオフロード寄りに

ホイールにはダークカラーの2トーンデザインのものが、タイヤにはトーヨータイヤのオープンカントリーが採用されており、足元を見るだけで逞しさを感じられる外観に。また、ボディの下部にはスキッドプレート、ロックレールが装備されて踏破性を高めています。

LEXUS「GX Overland」コンセプト
オリジナルモデルよりも逞しさを感じさせるボディ下部

このように、キャンプに便利な装備と、高いオフロード性能を兼ね備えた「GX Overland」。でも室内はLEXUSらしくラグジュアリーさを維持しており、このクルマのコンセプト通り、“ゴージャスなキャンプ”を彩ってくれます。

LEXUS「GX Overland」コンセプト
LEXUSらしいラグジュアリーな室内

モントリオールオートショーは2020年1月17日から26日まで、モントリオール国際会議場で開催されました。

LEXUS「GX Overland」コンセプト
この角度だと、スキッドプレートが良く見えます

LEXUSは昨年夏には「GX」ベースの「GXOR」を公開しています。こちらは「GX」の持つオフロード性能をさらに高めたワイルドなコンセプトカー。シュノーケルを装備して渡河も可能としていました。

「GX」ベースの「GXOR」
参考画像:昨年発表された「GX」ベースのコンセプトカー「GXOR」