
「Pressed E- Bike」はプレス加工で製造されたフレームを持つ自転車。イタリアLEAOSが開発しました。

プレス加工で製造されたフレームを持つ LEAOS「Pressed E- Bike」
LEAOSによる自転車はスタイリッシュなイタリアンデザインが売り。素材にもカーボンファイバーが採用されており、このため価格は4,950ユーロ(約59万3,000円)からとかなり高価になっていました。

LEAOSによるカーボンファイバーボディの自転車(2014年発売版)
今回紹介する「Pressed E- Bike」は、クルマのように、プレス加工を製造工程に組み込んだのが特徴。これにより、価格は2,990ユーロ(約35万8,000円)からとぐっと安く販売可能となりました。

プレス加工で製造されたフレーム
自転車フレームの製造では、パイプの溶接など手作業による工程が多く、人件費がかかってしまいがち。また、溶接などの作業は中国を含むアジアの国で行われることが多く、このため輸送に時間がかかってしまいます。
プレス加工を取り入れたことで、LEAOSは「Pressed E- Bike」を100%イタリア国内で製造可能となり、製造期間を短縮できました。また、プレス加工で製造されたフレームは軽量化できるため、「Pressed E- Bike」全体の重さを15kgにすることができたそうです。

重さわずか15kg
その他の仕様に簡単に触れておくと、バッテリーはトップチューブ内に隠すタイプ。これにより、電動アシストには見えないルックスを獲得しています。バッテリーは取り出して充電することも。2時間の充電で最長100kmのアシストが可能となっています。

バッテリーはトップチューブ内臓
モーターは近頃大人気のBafang製250W。リアハブに装備されていて、これも電動アシストに見えないルックス作りに貢献しています。モーターの最大トルクは40Nmで、25km/hまでペダルパワーをアシストします。

Bafang、本当に人気ですね
制動系ではシマノのディスクブレーキを装備。ドライブトレインはシングルスピードと5スピードが用意されています。

シマノ製ブレーキ搭載
LEAOSはすでに昨年から「Pressed E- Bike」を販売していますが、近く、世界的なプロモーション目的でIndiegogoでのキャンペーンを開始する予定。キャンペーンでは通常よりも1,000ユーロも安い1,990ユーロ(約23万8,000円)+送料で「Pressed E- Bike」を販売するとしています。
