Nireekaから新型E-bike「Prime」

「Prime」はカーボンファイバーボディと4インチファットタイヤを装備したE-bike。2018年に「Nireeka(ナイリーカ)」を発表して話題となったNireekaによる最新モデルです。

Nireekaから新型E-bike「Prime」
カーボンファイバーボディと4インチファットタイヤを装備したNireeka「Prime」

2018年に発表された「Nireeka」は、フレーム重わずか1.5kgが特徴。素材にカーボンファイバーを採用することでこれを実現していました。また、E-bikeとしては低価格であるのも魅力の一つ。Nireekaは現在でも基本モデルである「Homie」を1,599ドルからという低価格で販売しています。


Nireekaから新型E-bike「Prime」
現行モデルの価格は1,599ドルから

「Prime」はNireekaによるE-bikeの良さはそのままに、さらにパワーアップしたしたモデル。モーターパワーは2018年モデルでは250~500Wだったのに対し、1,000Wとされました。

Nireekaから新型E-bike「Prime」
BAFANG製1,000Wモーター装備

また、以前はリアハブ組み込みタイプだったモーターを、ミッドドライブタイプに変更。これにより、変速機の恩恵をモーターも受けられるようになりました。長い坂道をのぼってもモーターが熱くならないだけでなく、高速走行時のバッテリー消費を抑えることもできます。また、モーター故障時の交換も楽になりました。

Nireekaから新型E-bike「Prime」
従来モデルに装備されたリアハブモーター
変速機は使えないので高速走行すると、バッテリーがみるみる減っていきます

Nireekaから新型E-bike「Prime」
「Prime」はミッドモーター
モーターも変速機の恩恵を受けられます

モーターは最大トルク160Nmを発揮。4インチ幅のファットタイヤを履いたボディをパワフルに引っ張ります。10速の変速機との組み合わせにより、砂地や雪道であっても前モデルより楽に走行可能になりました。

Nireekaから新型E-bike「Prime」
従来モデル(画像右)よりも幅が太いファットタイヤ装備

Nireekaから新型E-bike「Prime」
雪道もよりパワフルに

販売開始は2020年8月に予定されています。配送については、過去には日本への発送実績もあるそうです。

Nireekaから新型E-bike「Prime」
メーターにも「BAFANG」の文字が

さて、「Prime」で日本の公道を走るには普通自動二輪免許が必要となります。また、「Prime」には保安部品を追加してナンバーを取得する必要も。このとき、ナンバーは必ずしも取得できるとは限らない点に注意してください。

Nireekaから新型E-bike「Prime」