愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」

「Nestbox」はDIYで愛車をキャンピングカーにトランスフォームするキット。チェコ共和国に本拠を置くEgoeが販売しています。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
愛車をキャンピングカーにトランスフォームする「Nestbox」

同様のキットはすでにいくつか販売されていますが、その多くはキッチン機能のみを持つもの。これに対し、「Nestbox」ではさらに多くの機能をキャンパーに提供します。


愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
ベッドも使えます

バリエーションは「Roamer」「Hiker」「Supetramp」「Camper」の4種類。このうち、フラッグシップモデルとなる「Roamer」は、シリーズ中最大のキット。メインフレーム(ボックス)、折り畳みベッドフレーム、マットレス、シンクモジュール、調理モジュールで構成されています。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
フラッグシップモデルの「Roamer」

ベッドは1,950x1,500というワイドダブルサイズ。大人2人が就寝できます。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
大人二人が就寝できるベッド

シンクモジュール&調理モジュールには冷蔵庫も装備されているので、市販のキャンピングカーと比べても遜色のない使い勝手を得られます。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
ゴージャス!
犬もうれしい?

欧州での価格は3,396ユーロ(約40万円)に設定されています。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
大人1人と子ども2人も就寝できるみたいです

「Hiker」はミディアムバージョンのキット。「Roamer」に近い機能を持っていますが、ベッドが1,950x1,110のセミダブルサイズとされました。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
「Hiker」はセミダブルサイズベッドを装備

欧州での価格は2,996ユーロ(約35万5,000円)に設定されています。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
お値段も少し安く

「Supetramp」はLand Rover Discovery 4専用のモデル。ベッドは1,950x1,010とシングルベッドサイズで、オフロードを一人で旅する人向けの仕様になっています。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
一人旅を愛する人向けのモデル「Supetramp」

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
Land Rover Discovery 4専用サイズです

欧州での価格は3,396ユーロ(約40万円)に設定されています。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
ぴったりフィット

「Camper」はシリーズ最小のキット。日本市場にも比較的適したキットで、SUBARU「フォレスタ―」に装着できます。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
SUBARU「フォレスタ―」に装着できる「Camper」

構成はメインフレーム(ボックス)、折り畳みベッドフレーム、マットレス、調理モジュールで、冷蔵庫などは含まれません。

愛車をキャンピングカーにするEgoeの「Nestbox」
こじんまりとした構成です

欧州での価格は2,796ユーロ(約33万円)に設定されています。

日本への配送についてEgoeに尋ねたところ、現時点では日本にディーラーは無いので購入者が個人輸入する必要があると、同社Martin Pavelecさんより回答がありました。ちょっと大変ではありますが、キャンピングカーを輸入することに比較すれば、費用は少なくて済むようです。興味のある方はEgoeに問い合わせてみてはいかがでしょうか?

(本稿内の画像はEgoeのLucie Eidovaさんから提供して頂きました)