Taxa Outdoorsの「Mantis」は、元NASAのエンジニアが開発したキャンピングトレーラー。現在2020年モデルの予約受付が実施されています。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
元NASAのエンジニアが開発したキャンピングトレーラー「Mantis」

デザインしたのは、Taxa Outdoorsの創業者兼CEOであるGarrett Finneyさん。FinneyさんはNASAで国際宇宙ステーションをデザインする仕事に10年以上従事した後、宇宙ではなくもっと身近な場所で使える生活空間作りをしたいと考え、キャンピングトレーラーのデザインを始めたそうです。


そんなFinneyさんがデザインしたキャンピングトレーラー「Mantis」は、同社ラインナップ中最も広い室内を持つモデル。従来モデルの良さはそのままに、家族4人でのオートキャンプを可能にしました。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
家族4人でのオートキャンプを可能に

従来モデル同様、室内には過度な装飾はなく、堅牢さを重視した作り。クマに襲われても生き延びられる強固なボディを目指しています。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
ボディ強度を重視した作り

大きな窓と大きなドアも健在。室内と室外の境界線を薄くして、室内にいても自然を感じられる構造としています。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
室内と室外の境界線はできる限り薄く

収納も、さすがTaxa Outdoors!と思えるもの。国際宇宙ステーション作りで身に着けたという空間の有効活用の手法が随所に見られます。ベッドの下などの空きスペースをうまく使い、収納スペースとしています。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
ベッド下に収納
日本人の収納感覚に近い?

従来モデルとの違いは広さと設備。広い室内を活用し、フロント部分には2段ベッド、リアには2人が就寝できるフルサイズベッドが装備されました.

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
フロントの2段ベッド
子どもたちが寝るのにぴったり

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
大人2人が就寝できるフルサイズベッド

キッチンは2口コンロ、シンク、冷蔵庫を装備。シンクでは温水を利用できます。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
Taxa Outdoorsのトレーラーではお馴染みのキッチン

バスルームが装備されたのも、「Mantis」の大きな特徴。このスペースでシャワーを浴びたいか?と言われると疑問ではありますが、例えば子どもが足を泥だらけにしてきた、なんてときには便利です。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」
びっくりするほど省スペース設計なバスルーム

価格は4万6,167ドル(約495万円)から。日本からの購入も可能ですが、別途送料が必要となります。

キャンピングトレーラーTaxa Outdoors「Mantis」

(本稿内の画像はTaxa OutdoorsのMarisa Dobrotさんより提供していただきました)