
都市部の、特に駅前などでは駐輪場不足が深刻な問題となっている。クルマの駐車場のように大規模な立体駐輪場・地下駐輪場を建設すれば解決するが、それは自転車利用者から高額な利用料を取ることにつながり、現実的ではない。
「空駐」は、空中の空きスペースを活用。ドローンを使って自転車を空中に浮かせておくことで不足している駐輪場を確保しつつ、大規模な施設の建設を不要とする
利用時にはドローンに取り付けられた駐輪ラックに自転車を装着し、アプリでドローンを頭上に飛ばすだけ。ドローンは利用者を自動追跡し、常に上空を飛んでいるので盗難されにくい。また、「あれ?自転車をどこに駐輪したっけ?」という問題が発生しないというメリットも。
その他、自転車に傘を装着しておけば、雨の日も濡れずに移動できるという。
MINIPAは今後、ドローンを宇宙空間まで飛ばすことで「空駐」を「宇駐(うちゅう)」へとアップグレードしたいとしている。
MINIPAは以前から空きスペースを駐輪場として活用するサービスの展開に取り組んでおり、昨年の4月1日には電柱を駐輪場として活用する「電駐(でんちゅう)」を発表している。

電柱を駐輪場として活用する「電駐(でんちゅう)」
(注意:この記事はエイプリルフールのウソニュースです。ですがMINIPAが、空きスペースの活用で駐輪場不足解消を目指しているのは本当です)